タグ

ブックマーク / mainichi-kotoba.jp (3)

  • 定型あいさつ文は誤字だらけ

    異動や入社、退社などで、メールを含めあいさつ状を出す機会が多い年度替わり。定型的なあいさつ文によく見られる誤りを紹介しましょう。 では突然ですが問題です。まず次の文に誤字はいくつあるでしょうか。 ご指導、ご鞭捷を贈りますよう宣しくお願い申し上げます。 「鞭捷」「宣しく」「贈り」 正解は三つです。 まずは「ご鞭捷」。鞭捷は正しくは「鞭撻」で「べんたつ」と読みます。鞭はむち、撻はむちうつこと。「鞭撻」は強く励ますことで「ご指導、ご鞭撻」とセットで用いられます。捷は「敏捷(びんしょう)」で主に使われ、当然ながら撻とは別の漢字です。 「贈りますよう」は「賜りますよう」の誤り。 「宣しく」は「宜しく」の間違いです。 こんな間違い、手書きの時代ならともかくパソコンの入力ではありえないよ――と思った方はいらっしゃいませんか。でも、実際にはこのような誤りがインターネットには恐ろしいほど多く流れているのです

    定型あいさつ文は誤字だらけ
    kamezo
    kamezo 2021/03/20
    お役所の誤字、PCで文書を作ってプリントして決裁を受けてOCRで読み取って、という流れで生まれてそう/挨拶文じゃないけど、IMEまかせなのか「なんでこれを漢字に?」という文字遣いも多いよね。
  • 世論調査で「振り仮名をつけるのが望ましい」漢字、新聞では?

    語彙、錦秋、憧憬、毀損、歯牙、俳諧、遡上、凄惨。先日発表された「国語に関する世論調査」で半数以上が「読みにくいので、振り仮名を付けるのが望ましい」と答えた言葉です。最高は「語彙」の60.9%。新聞がルビをつけることにしている漢字との関係はどうでしょうか。 今年も文化庁「国語に関する世論調査」の結果が発表されました。 各紙で大きく報道され、慣用句の使い方や意味の捉え方など興味深く読んでいました。 報道では気づかなかったのですが、文化庁国語調査官の方にいただいた報告書を読むと、2010年の常用漢字表改定で追加された漢字についての調査もありました。 10年の改定では一気に196字が追加され、それに伴い新聞も大幅に表記の見直しをしました。常用漢字表は「一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」ですから、新聞はよりどころにしています。 しかし、文化審議会は「読めるかどうか」の

    世論調査で「振り仮名をつけるのが望ましい」漢字、新聞では?
    kamezo
    kamezo 2020/10/18
    大昔のように総ルビにしたれや!と思ったけど、例の「憧憬」なんか「しょうけい」にするか「どうけい」にするかで執筆者と揉めたりするかしら💦
  • 原稿を書く側からみた校閲の存在とは

    当サイト「毎日ことば」は1月25日、リニューアルし「毎日ことばplus」に移行します。新たに会員制度を設けますが、これまでのコンテンツは引き続きどなたでもご覧になることができます。 またあの夢を見た。 東京社の編集局。校閲センターの人たちが新聞を見ながらザワザワしている。その視線が一斉にこっちを向いた。自分が書いた原稿に誤りがあり、すでに新聞となって配達されていた後だった。「ああ、始末書書かなきゃ」「訂正記事はいつだそうか」――。 この春、東京社運動部からイベントなどを扱う西部社事業部に異動になった。入社して以来、28年間、編集局に所属し、原稿を作り、出稿する仕事をしてきた。夢に懐かしさも感じたが、記者時代に植え付けられた「間違ってはいけない」という意識が頭から離れられないのだろうか。 異動の前、同期の校閲記者から「校閲のサイトに外から見た原稿を書いてよ」と頼まれた。いつも迷惑をかけ

    原稿を書く側からみた校閲の存在とは
    kamezo
    kamezo 2020/06/14
    冒頭の夢、「学校の夢といえば遅刻や試験がわからない夢を見る」みたいな話を思い出す。が、必ずしも校閲が苦手というだけでもないのも文面からにじむ。
  • 1