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ブックマーク / news.kodansha.co.jp (2)

  • 「赤と緑」が「近い色」に見える人たちがいる──色の見え方の違いをひもとく科学絵本 講談社 今日のおすすめ

    色はいろいろ 読んだことをすぐに誰かに教えたくなる絵だ。「すごいよ、すごいよ」って家族や友だちに話したくなる。どうしてわたしがこんなに興奮しているかというと「みんな」の話だからだ。あなたも、わたしも、子どもも(この絵は小学校低学年から読める)、おとなも、かつて同じ教室にいたあの子にも、『いろ・いろ 色覚と進化のひみつ』を読んでもらいたい。 リンゴの木の、果実の色と、葉っぱの色、そして幹の色。あなたはどう塗る? 「色覚=色の見え方」のふしぎな違いを、最新の研究をふまえて科学的に見つめる絵だ。そもそも色覚って何? 「そもそも色は、外の世界にあるわけではなく」「意味があるようにぬっているのです」という言葉にしびれる。科学だ! このあと、ネコやハチにもご登場いただきながら「意味がある」とはどういうことなのかを平易に説いてくれる。 では、先ほどのリンゴの絵に話を戻す。男の子が描いた絵は、なぜそ

    「赤と緑」が「近い色」に見える人たちがいる──色の見え方の違いをひもとく科学絵本 講談社 今日のおすすめ
    kamezo
    kamezo 2024/04/04
    『いろ・いろ 色覚と進化のひみつ』 (作:川端 裕人 絵:中垣 ゆたか)のレビュー。進化型、祖先型という分類は知らなかった。まずこれから読んでみるかな。
  • 自閉症を生きた少女の「奇跡の自伝」──集団侮蔑、人格混乱の果て 講談社 今日のおすすめ

    最近『自閉症スペクトラム障害』(ASD)という言葉を耳にする機会が増えてきました。この障害は、かつて『アスペルガー症候群』と呼ばれていたもので、いわゆる「発達障害」のひとつです。 身体的な障害と違って、「発達障害」は目に見えません。それゆえ、当事者たちは幼い頃から「風変わりな子」「おかしな子」と蔑まされ、誤解や差別や虐待を受けることが少なくありませんでした。 『COCORA 自閉症を生きた少女』は、普通の人には見えない「自閉症スペクトラム障害」を極めてリアルに描いた小説です。『発達障害の子どもたち』の著者で、児童精神医学の第一人者 杉山登志郎さんは、「発達障害と精神的虐待がもたらす多重で複雑な内奥を世界で初めて開示した作品」と最大級の賛辞を贈りました。 なぜ、そのようなことができたのか。それは作の著者が、自閉症スペクトラム障害を持った当事者だったからです。『COCORA 自閉症を生きた少

    自閉症を生きた少女の「奇跡の自伝」──集団侮蔑、人格混乱の果て 講談社 今日のおすすめ
    kamezo
    kamezo 2017/02/03
    『COCORA 自閉症を生きた少女』の特設サイト/うう、いかん。紹介を読んでるだけで動悸が(汗)落ち着いてから読もう。
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