以前このブログでは、親子関係において、親が勝つか、子どもが勝つかの勝負ありの関係は好ましくないことに触れました。それを踏まえ、親子の両者にとって良い関係性を保つための方法として、お互いが対等な関係で、お互いの問題を明確にし、解決案を出し合い実行する『勝負なし法』と言う方法がある事を学びました。 www.kakkoii-kosodate.info 勝負なし法の大まかな進め方は、①お互いの対立(意見)をはっきりさせ、②お互いの欲求を満たすような解決方法を話し合うと言う手順です。 今回から、勝負なし法の具体的な活用の仕方について、ケース別に学んでいきたいと思います。 クイズ みなさんなら、この場面に遭遇した場合、どのように子どもに関わりますか。 親が勝つか、子が勝つかの場合(勝負あり法) この場合、親が勝つか、子どもが勝つかの勝負あり法だと、例えば親は次のように子どもに言います。 これは子どもに