悪質サイトをどの程度遮断できるかを主要なWebブラウザ間で比較したセキュリティ企業の調査結果をMicrosoftがブログで紹介した。 米Microsoftは1月24日のブログで、「Internet Explorer(IE)9のβ版はソーシャルエンジニアリング型マルウェアの99%を遮断できる」としたセキュリティ企業NSS Labsの調査結果を紹介した。 ソーシャルエンジニアリング型のマルウェアとは、ユーザーを悪質なWebサイトに誘導したり、コンピュータに危害を加えるマルウェアなどをダウンロードさせたりする不正なリンクを指す。大手サイトやFacebook、Twitterなどの人気サイトを悪用して、こうしたリンクを掲載する手口は増加傾向にある。 NSS Labsでは主要なWebブラウザについて、こうした悪質サイトをどの程度遮断できるかを比較した。Microsoftがその調査結果としてブログに掲載