連載: Webの未来を語ろう 2018 (1)HTML5 Experts.jp 副編集長兼エキスパートの吉川です。昨年好評だった「Webの未来を語ろう」企画を2018年もやります! 今回はパネルディスカッション形式で、HTML5 Experts.jp 編集長の白石が、ブラウザベンダーのGoogleのデベロッパーアドボケイトのえーじさん、 Microsoftのエバンジェリスト物江さんをお迎えして、興味深いお話を多数お聞きしました。 会場も交えたトークは、今後のWeb業界の動向を追いかける上で、重要な内容となっているので、ぜひ読んでみてください! 2017年のWebで印象に残ったことは? 白石: まずは簡単な自己紹介と、2017年のWebで印象に残ったことを教えてください。 えーじ: えーじです。Googleでデベロッパーアドボケイトをしています。もともとは、Google Chromeのアドボ
徳丸本こと、「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方」は、2011年3月の発売以降大変多くの方に読んでいただきました。ありがとうございます。 ただ、発売から既に7年が経過し、内容が古くなってきた感は否めません。たとえば、クリックジャッキングの説明はほとんどないですし、OWASP Top 10 2017で選入された安全でないデシリアライゼーションやXXEの説明もありません。なにより、Web APIやJavaScriptのセキュリティ等がほとんど書かれていないことが課題となっていました。 そこで、版元のSBクリエイティブと相談して、この度改訂することにいたしました。3月末脱稿、6月頃発売の見込みです。 改訂にあたり、以下を考えています。 Web APIとJavaScriptに関する説明を4章に追加 XHR2対応に向けてCORSの説明を3章に追加 携帯電話の章は丸ごと削除して、別の内
【変更履歴 2018年2月15日】当初の記事タイトルは「いまなぜHTTPS化なのか? 技術者が知っておきたいSEOよりずっと大切なこと ― TLSの歴史と技術背景」でしたが、現行のものに変更しました。現在GoogleではWebサイトのHTTPS対応と検索結果の関係を強調しておらず、本記事の趣旨の一つにも本来は独立した問題であるSEOとHTTPS化を関連付けるという根強い誤解を解くことがありますが、当初のタイトルではかえってSEOとHTTPSを関連付けて読まれるおそれがあり、また同様の指摘もいただいたことから変更いたしました。 HTTPとHTTPSは、共にTCP通信上で動作します。したがって、いずれもTCPハンドシェイクで通信を開始します。 HTTP通信の場合には、このTCPハンドシェイク直後に、HTTPリクエストとレスポンスのやり取りが始まります。このHTTPのやり取りは平文通信であり、途
ローカルビジネスの集客ってなんとなくリアルの広告媒体に頼ってしまう。地元のカフェとから喫茶店のHPって「ただ存在している」という状態が少なくないです。 まず、ホームページが無いという場合もあります。それ自体は全然問題ではなくて、オフラインで集客する仕組みが整っていれば問題ないと思います。 さて、ホームページを用意することにしたとして、大手メディアじゃあるまいし、webにかけることができるお金はない。 とりあえず置いておくホームページを作ってみた。 でもそれもコストかかっているんですよね。サーバー代が月に1000円、独自ドメインが500円と考えると1500円。1500円の回収はコーヒー3杯と考えたら安いのかもしれないですが。ホームページ作成を外注すれば安くても5〜うん10万。 それだけのコストをかけて小規模店舗がホームページを持つ意味ってどこにあるんでしょうか。 その辺りの考えたことをまとめ
ウェブサイトやアプリの開発を行っている場合、ユーザーと直接連絡が取れると製品のフィードバックに役立ちますが、同時に心無い中傷に担当者がストレスを受けてしまう可能性もあります。ウェブサービスの運営者がカスタマーサポートの写真と名前を「女性」「男性」「ブロンド美女」「猫のキャラクター」にすることで、届くメッセージにどのような変化が見られるかを実験しており、写真1つでストレスを格段に減らせる可能性が示されています。 Why I don't use my real photo when messaging with customers on my website · Kapwing Blog https://www.kapwing.com/blog/why-i-dont-use-my-real-photo/ オンライン・ムービー編集ツール「Kapwing」の開発者で創業者の1人である24歳の女性・
「テクノロジーは人間の心と社会を乗っ取っている」と警告し、消費者の注目獲得競争に走る企業に改善を呼びかける団体「Center for Humane Technology」が2月4日(現地時間)、結成された。立ち上げメンバーは元Google幹部や初期のFacebookに出資したVCなどだ。 団体の公式サイトのトップには「デジタルアテンションの危機を覆し、テクノロジーを人類の最善の利益のために調整する」という目標を掲げる。デジタルアテンションとは、ネット広告やSNSなどで消費者の注目を獲得するための技術全般を指す。こうした技術が高度化したあまり、消費者は本当に意味のある情報ではなく、デジタルアテンション技術に長けたコンテンツを中毒的に消費するようになっていると警告する。 「われわれの注目をマネタイズする競争として始まったことは、われわれの社会の柱であるメンタルヘルス、民主主義、社会的関係性、そ
子ども向けのキャラクター動画に見せかけながら、再生したら残虐な内容だった……「エルサゲート」(Elsagete)と呼ばれるこんな動画がYouTubeで公開されており、日本でも物議をかもしている。YouTubeの「おすすめ」機能などを通じて子どもたちが見てしまい、ショックを受けることもあるという。YouTubeを運営するGoogleは「対策を行っている」と強調するが、悪意ある投稿者といたちごっこになっているようだ。 エルサゲート動画の例(エルサゲート動画を投稿しているチャンネルを紹介・告発する動画「Elsagate - A Call to Action (Top Ten Worst #Elsagate Channels)」より 「エルサゲート」の由来は、ディズニー映画「アナと雪の女王」の主人公・エルサ。エルサなど子どもに人気のキャラクターのアニメや実写コスプレなどを使い、一見子ども向け動画の
(※写真は本文とは関係ありません) <2018年1月11日追記> 本文中に「『エルサゲート』的手法の動画は日本語圏ではまだ見られない」という旨の記載をしましたが、実際には以前から海外製作らしき動画が日本語のタイトルを冠して配信されていました。続編で解説しましたのであわせてお読みください。 日本ではまだ知られていない新語「エルサゲート」 日本で度が過ぎる迷惑行為の数々を行ったYouTuber、ローガン・ポールの件についてフェイスブックに書いたら、さすがに世界的に大炎上している事件だけあって友人たちからえらく反応がありました。 そのうちのひとりであるエストニア人の友人(エストニアで日本のアニメ祭を主催している女性で、もちろんこの事件については大激怒)とYouTubeの有害なコンテンツの話になったのですが、迷惑YouTuberたちの他に最近海外で問題になっているコンテンツに「エルサゲート」という
DISCLAIMER 本記事は個人の知識、感想に基づくもので、特定の組織を代表するものではありません http://uzulla.hateblo.jp/entry/2012/03/15/170632 この記事の蛇足記事です。 この記事の先取りまとめ 三行でいえば、 ・自分や身内で、ちまちまネタつくって継続的にポストしよう ・できるだけ転載してもらおう、その為の努力をしよう ・宣伝はとても重要だけど凄く面倒 もう以下読まなくていいよ!散った散った!!! 本題 割と知られていないことですけど、ウェブサービスは知られないと使われない!!(ババーン あなたのそのウェブサービス、どうやって人に宣伝してます? 宣伝 宣伝とは何かを周知することですけど、自分で一件一件情報を伝えるなんて無理なので、流入を期待できるメディアに掲載してレバレッジかけます。 たとえば ・SNSや掲示板など(CGM) ・ニュ
2017年 12月 02日 フリーランスになってからのワークスタイルとライフスタイルについて | フリーランス Advent Calendar 2017 2日目 カテゴリ: ライフスタイル タグ:仕事 2014年に Web担としての業務内容取りまとめ |会社員 Advent Calendar 2014 10日目 という記事を書いたのですが、現在そこから働き方が変わってフリーランスのWebデザイナーとして働いています。 元々制作会社で働くWebデザイナーというわけでもなく、フリーランスになりたい!といった志でなったわけでもないので、フリーランスになった時の得意先というのは特にないまま独立したという経緯な為、どうやってフリーランスになれば良いのだろう?と考えてる人には参考にならないかもしれません。 僕は会社員の頃からこのブログを運営していて、おかげさまでこのブログを知っている方からお仕事を頂い
dev.toと阿部寛のホームページどっちが速いですか?— あれからのぐりだけど (@_guri3) 2017年11月15日 という内容のツイートを見つけたので計測してみる。 ずっとパソコンに向かってて飽きてたので息抜きで。 dev.to というのは、 Qiita の海外版みたなやつです。一番の特徴はナビゲーションの速さ。 対抗するのは、 THE Traditional Web Site というたたずまいで有名?な 阿部寛のホームページ 計測 今回は、Google の PageSpeed Insights を利用していきます。 dev.to まずは、dev.to から 86/100 です! 阿部 寛 のホームページ 92/100 です! まとめ 伝統的ウェブサイトの方が早かった!
「爆速すぎて笑う」「速すぎて逆に不安になるレベル」――「dev.to」という米国のWebサイトの表示速度が異常に速いと、ネット上で話題だ。なぜ速いのか、サイト創設者のベン・ハルパーンさんがサイト内の記事で説明している。 2016年にオープンしたdev.toは、プログラマーが情報を交換したり、議論したりできるコミュニティーサイト。トップページにはユーザーが投稿したブログ記事のタイトルやコメントが、SNSのタイムラインのように並んでいる。このトップページの表示にかかる時間、各記事をクリックしたときのページ遷移が“一瞬”なのだ。 なぜ速いのか。ハルパーンさんが17年2月に投稿したブログ記事によれば、米Fastlyが提供するCDN(Content Delivery Network)を活用している。CDNは世界中にキャッシュサーバを分散配置し、ユーザーごとに最も(ネットワーク的に)近いサーバにキャッ
■"Childs play"とは ダークウェブ上に存在した巨大児童ポルノサイト"Childs Play"が、11ヶ月間に渡ってオーストラリア警察(Task Force Argos)によって運営されていた、という事実がノルウェーのタブロイド紙"Verdens Gang"(以下VG)によって公表されたのは記憶に新しいと思います(記事)。 警察機関が児童ポルノサイトをおとり捜査の名目でハッキングした上で運営を継続させるケースは、例えば2015年にもFBIが児童ポルノサイト"Playpen"を2週間に渡って運営していた等前例があるのですが、今回は運営が11ヶ月間という長期に渡っていたこと、さらにサイトの運営者なき後も警察自らが運営者を装いサイトの維持に努めていたこと、さらにそのために児童ポルノの投稿さえしていたこと、等の事実から火種を撒く要素を大いに含んでいると思われます。 ところで、そもそも今回
こんにちは、LIGブログのバイク好き編集者、田中宏亮です。 バイクで出かける際、まず気にするのが天気です。クルマと違って雨に降られてはびしょ濡れになってしまいますから、「Yahoo!天気」アプリで行き先の予報をチェックするのが習慣化しています。 こんな風に、多くの人が日常的に利用しているであろうヤフーのサイトやアプリですが、改めていろいろ触ってみると、使いやすさを第一に考えて構築されていることに気づかされます。考えてみれば、日本中の人が利用することを目的に運営されているサイトやアプリですから、汎用性を重視した作り方になっているのは当然のことと言えます。 しかし、高齢者や、さまざまな障がいがある方にとっても使いやすいサイトとなっているのでしょうか。 今回、視覚障がいをお持ちである日本視覚障害者ICTネットワークの中根雅文さんを招いてヤフーのアクセシビリティ検証がヤフー本社にて開催されると聞き
Mozillaは10月18日(現地時間)、「MDN Web Docs」へのWeb開発者のための関連ドキュメントの集約を目指し、Microsoft、Google、Samsung Electronics、W3Cなどと協力していくと発表した。 MDN Web Docsは、これまでMDN(Mozilla Developer Network)と呼ばれていたWebサイトを改称したもの。HTMLやJavaScript、Web標準関連の文書だけでなく、Mozillaの「Firefox」、Microsoftの「Edge」、Googleの「Chrome」など、各Webブラウザの技術文書も集約することで、クロスブラウザなWebサイトを開発しなければならない開発者の便宜を図る。 MicrosoftとGoogleはこれまでもMDNに貢献してきたが、同日結成の「MDN Product Advisory Board」(
素性も年齢も非公表 無名の日本人ユニットが、メジャーレーベルや大手事務所の力も借りず、インディペンデントな体制のまま世界進出を果たし成功を手にしている。 それが、2017年3月にデビュー曲「Best Part of Us」をリリースしたクリエイティブユニット、AmPm(アムパム)。本人たちの素性も年齢も非公表、覆面の二人組だ。 彼らの人気に火をつけたのが定額制音楽配信サービス、Spotifyだった。「Best Part of Us」はリリースから半年となる10月に800万回再生を記録。その後も「Daring Break Free」や「I don’t wanna talk」などのシングルをリリースし、いずれも100万回再生を突破した。 Spotifyは、楽曲の再生1回あたり平均で約0.5円をアーティスト側に支払っていると言われる。彼らは音源をCDでリリースしていないが、これまで配信された数曲
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