今回のことば 「サテライトオフィス事業により、クリエイティブ系の新たな企業が鯖江市内に増加すれば、若い人たちの雇用機会を作れる。鯖江モデルともいえるサテライトオフィス事業を確立したい」(鯖江市役所の牧野百男市長) 福井県鯖江市は、めがねフレームの産地として知られる。 「地域ブランドの認知度では、今治のタオルに次いで鯖江のめがねが2番目。倉敷のデニムを抜いている」と鯖江市の牧野百男市長はうれしそうに語る。 また日本において「めがねフレームの生産が1番盛んなところはどこか」との質問に対しては、福井県と回答するよりも鯖江と回答した人の方が多いという調査結果も出ている。 鯖江市でのめがねフレームの国内生産では、明治38年のスタート以来100年以上の歴史を持ち、めがねフレームの国内製造シェアはおよそ9割を持つ。「一時は海外に移転していたサングラスの生産も、鯖江に戻りつつある」と牧野市長は語る。 だが