テレビ各局が、主に春・秋の年2回行う改編期という名の、いわば番組見直し時期。中でも春(3、4月期)は例年、比較的大きな改編が行われています。 この3月には、実に31年続いた『噂の!東京マガジン』(TBS系/正確にはBS-TBSへの枠移動)、25年の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)、22年の小倉智昭司会『とくダネ!』(フジテレビ系)、12年の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)、10年の『爆報!THEフライデー』(TBS系)など、長く続いた番組が地上波から相次いで姿を消すことが発表され、話題となっています。 その背景には、ネットなどの他メディア台頭による広告収入の減少に、コロナ禍が追い打ちをかけたことによる制作費の削減が大きく影響しているのは間違いないところ。番組を刷新することで、高額ギャラの出演者、並びにスタッフを切ることができるという図式です。 長寿番組終了の原因は「TV局側の忖度」?