HAを見守る「Watchdog」と「STONITH」:Heartbeatでかんたんクラスタリング(3)(1/3 ページ) サービスの継続を確保するはずのHeartbeat自体が不安定になってしまったら、いったいどうすればいいのでしょう? この問題を解決してくれる2つの機能「Watchdog」と「STONITH」の使い方を紹介しましょう。
本連載は,サーバーの信頼性確保に重要となる「クラスタリング」を体験的に学ぶものです。Linuxと,オープンソースのクラスタリング・ソフトを使い,無料で手軽に体験しましょう。まず,第1回として“クラスタリングとは何か”から解説します。 目次 ・第1回 クラスタリングを5分で完全理解 ・第2回 Linuxで動作するHAクラスタリング・ソフト ・第3回 Heartbeatでクラスタリングを作ってみよう(準備編) ・第4回 Heartbeatでクラスタリングを作ってみよう (インストール編) ・第5回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(設定編):OS,Heatbeatの設定手順 ・第6回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(動作テスト編):動作テストの詳細手順 ・第7回 クラスタ構成を拡張させよう(準備・設定編) ・第8回 クラスタ構成を拡張させよう(動作テスト編
はじめに 今回から数回にわたって、オープンソースのHA(高可用性)クラスタ構築ソフトウェア「Heartbeat」を題材にして、「クラスタリングとは何か?」というところから、Heartbeat自体の解説、Heartbeatを用いてのHAクラスタの構築、モニタリングなどについて解説していきたいと思います。皆さんお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 クラスタリングって何だろう? まず、「クラスタリングとは何か」というところから始めてみましょう。この質問に簡単に答えてしまうと「あるミッションに対し、複数のコンピュータ(群=クラスタ)をもって対処する構成」だといえます。ですが、状況に応じてさまざまなミッションのタイプがありますから、それに対するクラスタリング(構成)も自然と変わってきます。 なお、Linuxでのクラスタリングの歴史は意外と古くまでさかのぼることができます。約十年前の雑誌ですで
サーバを運用する際の問題の一つとして故障時の対応があります。高価なシステムを構築すればストレージはSANで構築し、サービスのフェイルオーバーも高価な商用ソフトを導入することで実現することは可能です。しかしながら、「そこまでコストをかけて構築しなくても、、、」といった場合もあるかと思います。そのような場合の解決策の一つとして、本編ではDRBD + Heartbeatというオープンソース・ソフトウェアを用いて、HA Clusterを構築する方法を解説します。以下、<host_m>と<host_s>という2台のサーバを用いた構成手順を紹介します。 DRBDとは、Distributed Replicated Block Deviceの略で、本家WEBサイトは http://www.drbd.org/ になります。具体的にDRBDは何をするものか?というと、パーティション
Heartbeatの特徴とユニークな機能 連載:Heartbeatでかんたんクラスタリング(1) オープンソースソフトウェアの「Heartbeat」をご存じでしょうか? これを使い、Linux上でHAクラスタを構成する方法を紹介します
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