関西テレビ、開局初の営業赤字に 広告収入回復せず2008年11月17日20時45分印刷ソーシャルブックマーク 関西テレビが17日発表した08年9月中間決算は、営業損益が17億円の赤字、純損益が11億円の赤字だった。営業損益、純損益ともに赤字に転落するのは58年の開局以来初。通期も営業赤字になる見込みという。 売上高は同15.5%減の313億円。スポットCMなどの広告収入は前年同期より23億円減の268億円だった。07年1月の「発掘!あるある大事典II」捏造(ねつぞう)問題発覚で落ち込んだ広告収入が回復せず、さらに景気悪化が追い打ちをかけた。大型のイベント収入がなかったことも響いた。 09年3月期は、売上高が前期比10%減の638億円、営業損益は8億6千万円の赤字を予想している。通期での営業赤字も開局初。役員報酬の削減など経費削減で営業赤字幅を最低限に食いとどめるという。 アサヒ・コムトップ