米政府の消費者製品安全委員会(CPSC)は31日、ヤマハ発動機の米国子会社が製造したレジャー用のオフロード4輪車の事故で計46人が死亡し、安全性に欠陥があったとして回収を始めたと発表した。同社は販売を中止し、無償修理を行う。 対象は2003年秋から米国内で販売されたヤマハ・ライノ450、660、700の3種類のモデルで、計約14万5000台。 委員会によると、事故の3分の2以上は転倒が原因。低速走行の際に転倒が多発し、シートベルトを着用していなかった人の多くが死傷した。同社は危険を軽減する修理を無償で行う。(共同)