与那国島に陸自・沿岸監視部隊配備へ 政治 2011年5月13日 09時29分Tweet(10時間16分前に更新) 【東京】防衛省は12日の自民党国防部会で、先島諸島への陸上自衛隊部隊の配備について、5年以内に与那国島へ沿岸監視部隊を設置する方針を表明した。隊員数は約100人規模。さらに航空自衛隊の移動警戒レーダーを配置することも明言した。既に同島内での部隊配備の適地を探す調査に着手した。 本年度予算には部隊配備に関する調査費3千万円を計上。早ければ6月ごろから同島のインフラや自然環境の実地調査を開始し、本年度中に調査結果を取りまとめたい考えだ。 これまで与那国島に沿岸監視部隊を置くと想定されていたが、公の場で言及するのは初めて。実戦力を伴った「初動担任部隊」は宮古、石垣両島が想定されているが、現時点で絞り込んでいないという。 防衛省の担当者は同部会で「場所を決めてから部隊配備まで4~5年か