ニューヨーク(CNNMoney) 「超巨大火山が噴火しても、隕石が落ちてもだいじょうぶ」とうたう地下シェルターが、9950ドル(約80万円)の「お手ごろ価格」で売り出された。 米カリフォルニア州のビボス社は約2年前、入居費2万5000ドルからという豪華な富裕層向けシェルターを発売して話題を呼んだ。新たに提供されるのは、そのエコノミー版だ。 現在建設中の豪華版5棟には、歯の治療もできる診療所やパンを焼ける調理施設、ビリヤード場、ペット用の小屋、ワインをそろえた蔵などが完備される。入居を申し込んだ登録メンバーは1万人を超え、すでに5000ドルの敷金を支払った人もいる。 特に東日本大震災が起きてからは予約が殺到し、10倍近くに増えたという。 一方、最近の調査で、メンバーの3分の2がもっと手ごろな価格のシェルターを望んでいることが分かった。そこで同社は先週、豪華版として建設する予定だったシェルター