前のページへ 1|2|3|4 スーパーバレーボール(1989年:ビデオシステム)――不思議な名前の日本代表と共に世界制覇を目指す!? ゲームセンターには数限りない麻雀ゲームが置かれているが、それを作っているメーカーの1つに、ビデオシステムがある。80年代後半に、お雀子シリーズと呼ばれる麻雀ゲームをリリースしていたのだが、87年に登場した横スクロールシューティング「ラビオレプス」にて大ブレイクし、一躍有名になった会社だ。 そんな同社がゲームセンターに送り出した初のバレーゲームが、この「スーパーバレーボール」となる。リリースされた1989年は、まさにバブル経済まっただ中。景気の良い話があちこちで聞かれていたが、さりげなく消費税がスタートし(当時は3%だった)、ベルリンの壁が崩壊する……。そんな時代だった。 今でも、珍しい部類に入るバレーボールゲーム。この後、ビーチバレーゲームも登場しているが、
今週のコラムニスト:レジス・アルノー 〔7月27日号掲載〕 アメリカの作家ポール・セローはかつて、東京があまりに効率的なのに感服して「これは都会じゃない、機械だ」と評したことがある。 確かに東京は最高に効率的な都会の1つだ。しかも人間に頼らず、自力で機能しているらしい。13時24分に到着予定の電車は13時24分ぴったりに到着するし、荷物は指定した時間にきちんと届く。忘れ物をしても、たいていは戻ってくる。この街に「想定外」はない。 東日本大震災が発生した3月11日も、東京で印象的だったのは混乱ではなく秩序だった。あれがパリなら略奪が起きていただろう。アメリカ人も、大型ハリケーン「カトリーナ」がルイジアナ州を襲ったときは大混乱に陥った。 だが日本は違った。外資系の銀行に勤める友人は、3月11日の午後4時に金融庁に電話して、いつもどおりに営業終了後の報告が必要かと聞いたそうだ。すると金融庁の職員
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