人気デュオ「CHAGE(チャゲ) and ASKA(アスカ)(チャゲアス)」のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)による覚醒剤取締法違反事件で、思わぬ余波が広がっている。 かつてのヒット曲がカラオケ店で歌われるなど人気が再燃。一方、レコード会社は「売らない」と毅然(きぜん)とした姿勢をみせ、事件を憤り、失望するファンもいる。 ◆再燃 サラリーマンでにぎわう東京・新橋のカラオケ店。今月10日夜、男女3人が熱唱していたのは、チャゲアスの代表作「YAH YAH YAH」だった。マイクを手にした会社員(41)は「大学時代、カセットテープがすり切れるほど聞いた曲」と熱っぽく語る。 店の各部屋を見せてもらうと、選曲の履歴には、チャゲアスの曲がずらり。カラオケ店長(38)も「事件後、店内で曲を耳にする機会はぐっと増えた」と話す。 大手カラオケ配信会社によると、「SAY YES」はそれまで50