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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (2)

  • ソ連時代の鉱山、時が止まったような街と人々の暮らし 21点

    山の中にあるマンガン採鉱場にたどり着くのには、35分ほどかかった。黒海沿岸の国ジョージア(グルジア)で活動する写真ジャーナリスト、ダロ・スラカウリ氏は防護用ヘルメットをかぶり、鉱山作業員とともに、長さ13キロの鉱山鉄道に乗り込んだ。彼らが従事しているのは、世界で最も光が当たらない仕事の1つだ。 トンネルはところどころのカーブで急に狭くなるため、車両から身を乗り出すと危ない。途中で真っ暗になることもある。だがスラカウリ氏が最も閉口したのは、トンネル内の空気の悪さだった。重たく、じめじめして、圧迫感がある。「じっとしていれば慣れるよ」と、ベテランの作業員たちが慰めた。

    ソ連時代の鉱山、時が止まったような街と人々の暮らし 21点
  • 「1日4ドルで作れる」低所得者向け料理本、米国で大ヒット

    米国では、低所得者向けの料配給券(フードスタンプ)を受給する人が4800万を超えている。正式には「補助的栄養支援プログラム(SNAP)」と呼ばれる政府の公的扶助で、受給者が受け取る品購入費は月額平均133ドル(約1万3300円)だ。 計算すると、1世帯が1日に使えるのはわずか4ドルほど(約400円)。この金額でお腹を満たすには、まず何よりも調理の仕方を知らねばならない。テレビ料理番組のような華やかなパフォーマンスではなく、乾燥豆や根菜類、安い骨付き肉を利用する素朴な調理法だ。おばあちゃんの時代には当たり前の知恵だったのに、現代の私たちが学ぶことのなかった知識である。 そこに現われたのが、29歳の若き救世主、リアン・ブラウンだ。カナダの社会活動家だった彼女は、その後ニューヨークで料政策を専攻。料調達プログラム(food access)のボランティアとして活動するうち、支援を受ける人

    「1日4ドルで作れる」低所得者向け料理本、米国で大ヒット
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