本連載では第一線のPerlハッカーが回替わりで執筆していきます。今回のハッカーはJapanizeやText::MicroTemplateなどで有名な奥一穂さんで、テーマはUNIXプログラミングです。 はじめに 「正しいプログラム」を書くために必要な知識とはなんでしょうか。テストが正しく実行されることは、正しいプログラムであるための必要条件に過ぎません。プログラミングにおいてはプログラミング言語だけでなく、OSの動作やデータベース、ネットワークプロトコルなど、さまざまな知識が必要になります。 PerlはもともとUNIX系のOS(LinuxやFreeBSD、Mac OS XなどのOSを本稿では以下UNIXと総称します)の上で処理を行うためのスクリプト言語として開発され、今日でもPerlプログラムの多くはUNIX上で実行されています。しかし、「Perlでプログラミング」と言った場合はともすれば
![第6回 UNIXプログラミングの勘所(1) | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b4abdbaf3f58dd9491ed8749cea9d7d68d38f355/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2022%2F1905_perl-hackers-hub.png)