慰安婦問題で安倍政権批判=「教科書変更試みに失望」−米学者19人 【ワシントン時事】米国の歴史学者19人が従軍慰安婦問題をめぐり、「日本政府が最近、歴史教科書の記述を変更させようと試みていることに失望を表明する」と安倍政権の対応を批判する声明を、米歴史協会の雑誌の3月号に掲載する。ワシントン・ポスト紙(電子版)が9日報じた。 同紙によると、声明を発表するのはコネティカット大学のアレクシス・ダデン教授ら。声明は吉見義明・中央大教授らの研究に触れ、「議論の余地なく国が支援する性奴隷システムの本質的特徴が示されている」と指摘。「われわれは事実を明らかにしようと取り組んできた日本や他国の多くの歴史学者と共に立ち上がる」と記している。(2015/02/10-14:53)2015/02/10-14:53