砂漠の埋め立て地から発掘された伝説のクソゲー「E.T. the Extra-Terrestrial」を、米スミソニアン博物館が歴史的ビデオゲームコレクションとして収蔵することになった。当時のゲーム業界を物語るものとして歴史的価値があるとしている。 同ゲームは米Atariが家庭用ゲーム機「Atari 2600」向けに1982年に発売したが、かなりのクソゲーだったために大量に売れ残り、いわゆる「アタリショック」のきっかけになったとも言われる。困ったAtariはトラック14台分に上るカートリッジとゲーム機をニューメキシコ州にある砂漠の埋め立て地に廃棄した──と報じられたが、真偽は定かではなく、都市伝説になっていた。 今年4月、米MicrosoftによるXbox Live向けオリジナルドキュメンタリーの企画として埋め立て地を発掘したところ、実際にカートリッジが多数発掘され、伝説は本当だったことが確
セガと任天堂のOBが激しく語る、メガドライブとファミコン“コンソールウォーズ”の真実【Comic-Con International 2014】 「あのころが一番楽しかった」 2014年7月24日(木)~27日(日)、アメリカ・サンディエゴのコンベンションセンターにて、エンターテインメントの祭典“Comic-Con International 2014”(略称:コミコン)が開催された。 コミコンの“プログラム”をチェックしていて、個人的にそこはかとなく楽しみにしていたパネルディスカッションがあった。開催最終日の7月27日(日)に行われる“Console Wars: Sega, Nintendo, and The Battle That Defined a Generation”だ。今年の5月に北米で発売され、大きな話題を集めた書籍のタイトル名をそのままつけたこのパネルディスカッションは(⇒
ゲーム史的に正しい「ドラクエが日本で生まれたわけ」 に引き続き、「マリオ」正確には「スーパーマリオブラザーズ」が、本当に日本で生まれる必然性があったのかについて考察してみたいと思う。ところで考察すべき点は2つあって 日本初のアクションゲームはレイヤーで考えられているのが、米国発のはパースペクティブで考えられているのが多い 「マリオ」が日本で生まれる必然性はどこから来るか になる。 まず最初に前者をさっさと済ませてしまうと、スクロール系アクションなどで多重レイヤーで奥行き表現を出す手法を日本人が得意としたか、というと完全にそのとおりである。 「ラスタースクロール」と呼ばれる手法などを駆使し、美しい多重スクロールを実現したのは横スクロールでは、ムーンパトロールが最初と言われている。また縦においてはゼビウスこそ使ってなかったが、その後の雨後の筍のように出てきたものの中には、そういったゲームが大量
「脱衣サッカーゲームの記事を出しときゃみんな食いつくだろ?」そう思って出した脱衣サッカーゲームの人気はボロボロ。 で、読者が食いついたのは金正恩がユニコーンに乗ってアメリカと戦うゲームの記事。 あまりに人気だったので…制作者にゲームについてインタビューしてきた。 まだ開発中で情報を出せないが、MoneyHorseGamesのJeff Miller氏がいくつかの重要な質問に回答してくれた。 我々のゲームを気に入ってくれてありがとう。 では、君たちの疑問に答えよう。 ・ゲームのストーリーを教えてください。 このゲームは、金正恩がデニス・ロッドマンとバスケットボールで遊ぶところから始まる。 金正恩はデニス・ロッドマンとフェアに戦うため、無敵の力を手放すんだ(※北朝鮮の偉大な指導者には、偉大な力が宿るという海外のニュースから設定をとっている模様)。 しかし、偉大な指導者の力が弱くなった時を狙って、
昨年6月にも映像プロダクションFuel Industriesのもと計画が明らかとなり、後にXbox Entertainemnt Studiosとの共同製作が決定。Xbox TVにおける第1弾ドキュメンタリー映像として公開されることが発表されていた「Atariの墓」都市伝説の検証プロジェクト。先日予告されていたように作業が4月26日に実施され……伝説は、本当となりました。 これは海外メディアPolygonの記者がニューメキシコ州アラモゴルド市内の埋め立て地より報じたニュースで、悪名高いクソゲー『E.T. The Extra-Terrestrial』のボックスとカートリッジ。プロジェクトチームは地下にさらなるカートリッジが埋まっているものと見て作業を継続しているもようです。Polygonの記者が投稿したイメージからはAtari 2600版『Centipede』らしきボックスも確認できます。 1
3通りの指の出し方で、勝敗を決める拳遊び「じゃんけん」。その発祥は諸説あるが、日本に古くから遊びと東アジア伝来の遊びが融合して、現在の形になったと言われている。海外でも広く遊ばれているのだが、アメリカでは独自の進化を続けており、そのルールは複雑なものとなっている。近年開発されたルールによると、両手を使った101種類となっており、もはや気軽な遊びの領域を超えているのだ。 アメリカでのじゃんけんは、「Rock-paper-scissors」(岩・紙・はさみ)の名前で親しまれている。ルールは日本のものとまったく一緒なのだが、このほかに新たな種類の手を加えることもあるようだ。良く知られた手のひとつに「ダイナマイト」がある。これはグーの状態で親指を立てたもので、グーに勝つがチョキには負ける手だ。 ダイナマイトに代表されるような、別の手を加えることに特化したルールが進化し、もっとも種類の多いもので10
「銃声を抑えるあの部品」の名前は「サイレンサー」と「サプレッサー」のどちらが正解か?違いはあるのか?いろいろ調べてみた 「銃口にとりつけて銃声を抑えるあの黒い筒のようなもの」の名前は「サイレンサー(Silencer)」なのか「サプレッサー(Suppressor)」なのか。サイレンサーとサプレッサーに違いがあるのかないのか、世の中にはどうしても白黒つけたい人がいっぱいいるようです。一体どちらが正解なのでしょうか。サイレンサーとサプレッサーに違いはあるのでしょうか。 まずは結論から:「サイレンサー」と「サプレッサー」はどちらが正解か それでは結論から言いますと…… 「どちらも正解」です。 もうちょっと正確に言うならば「どっちにも間違いが含まれているが、どちらも同じくらい正しい」となるでしょうか。英語圏、特にアメリカであればどちらの名前で呼んでも「ああアレね」と分かってもらえます。詳しく見ていき
Access Accepted第403回:ソーシャル機能と盗聴疑惑 ライター:奥谷海人 先週掲載した当連載の第402回「新たなハードの登場で変わる北米のゲーム販売」でもお伝えしたとおり,いわゆる“第8世代”と呼ばれる新世代のコンシューマ機が欧米でついにリリースされた。その最大の特徴の一つとして「ソーシャル機能」の充実を紹介したが,オープンなコミュニケーションには,やはりそれなりのリスクも付きまとうようだ。今回は,現在Xbox LIVEユーザーの間で話題になっている規制と,その背景となる,アメリカ社会に広がる企業や政府に対する不信感を紹介しよう。 ゲームでダーティワードを使用するときには 細心の注意を 2013年11月22日にアメリカを含む世界13か国でローンチされた,「Xbox One」。アメリカで11月15日に発売されたPlayStation 4と同様,ゲーム仲間とチャットしたりコミュニ
Access Accepted第397回:トム・クランシー氏がゲーム業界に残した足跡 ライター:奥谷海人 映画監督のスティーヴン・スピールバーグ氏,ファッションデザイナーのマーク・エコー氏,ホラー小説家のクライヴ・バーカー氏など,異業種の著名人がゲームを監修したり,アイデアを出したりするケースは少なくないが,「軍事シミュレーション小説」というジャンルを開拓した小説家トム・クランシー氏ほどゲーム業界にインパクトを与えた人物はいないだろう。今回は,急逝したクランシー氏が残した足跡を紹介したい。 保険の代理店経営から転身してベストセラー小説家に 66歳の若さで世を去ったトム・クランシー氏。和田 毅投手の所属するボルチモア・オリオールズの共同オーナーの一人に名を連ねるなど,生まれ故郷であり,そこで生涯を終えることになったメリーランド州に深い愛着があったようだ 北米時間の10月1日,ベストセラー作品
昨日偶然カーラジオで聴けた、TBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」の内容がすごかった…レギュラー出演している北丸雄二という人が、アメリカNBC放送の内容をそのまんま紹介しているのだ。 期間は一週間だっけ?ここで聴ける。 番組公式サイト http://www.tbs.co.jp/radio/dc/ 2013年06月07日(金) 北丸雄二 テロ戦争。無人機ドローンが変えた戦い (音声) http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/clip20130607.mp3 ついでに語り手のtwitterアカウント https://twitter.com/quitamarco ただし、音声にリンクを張っても忙しくてあんまり聞く人がいないのは知っている。 だが、これは一人でも多くの人の目に(耳に)とまってほしいので、はい文字化しましたです。 ただね…読むと気がめいるのは間違いないの
【山本一郎】「ハーツ オブ アイアンIII」ブルガリア繁盛記(前編) ライター:山本一郎 切込隊長 / アルファブロガーにしてゲーマー。その正体は,コンテンツ業界で今日も暗躍(?)する投資家 切込隊長:茹で蛙たちの最後の晩餐ブログ:http://kirik.tea-nifty.com/ 少し長い前説だけど大事なことがたくさん書いてあるから読んでね 君たち! 「ハーツ オブ アイアンIII」(以下,HoI3)の新しい拡張パッチ「ハーツ オブ アイアンIII ゼア・ファイネスト・アワー」が出たよ! もちろん,もうみんな買ったよね!! ということで,我らがHoI3は,前作HoI2やその有力MODである名作「アーセナル・オブ・デモクラシー」に比べると,とても苦しい。何が苦しいって,私のような中小国マニアには,あまりにも「歴史に忠実すぎて」悲しいことばかりなわけである。 例えば,私の大好きなフィンラ
2013.05.25 16:00:27 by NEWSポストセブン Tags : マネー 「個人消費が持ち直した」との声の一方で、アベノミクスにやや懐疑的なデータも出始めている。「今の景気は“小春日和”にすぎない」と指摘する大前研一氏が問題点について語る。 * * * 本格的な景気回復を実現できる可能性が低いと考える理由は、まず日本の人口がこれから年々減少していくということだ。ここ数年はポスト団塊世代が退職する時期となり、労働力人口が毎年40万人以上も減り続ける。これは国の借金を返済する労働力と消費が旺盛な世代が減ることを意味する。そんな国の景気が簡単に良くなったら、それは奇跡かマジックと呼んでもよいだろう。 さらに、ひとたび海外に出ていった企業は円安になっても戻ってこない。これは過去のイギリスやアメリカなどの歴史を見れば明らかで、日本も例外ではない。国内外の生産比率は若干調整するだろう
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