東京近辺にはいくつもの温泉施設が存在し、いざとなればさっと行ってさっと疲れを取ることができる。「黒湯」といわれる東京の独特の湯に浸かり、スマホの電波も遮断され、一人の時間に浸るのである。今や地下鉄でも電波が通じる時代。週に一度は社会と遮断されたい、そう思うのである。 だが、このような温泉施設や日帰り施設はリーズナブルで重宝する反面、マナーの悪い客で、湯が汚れていることもしばしば。赤ちゃんのウ○チらしきものも黒湯のなかで見え隠れする。かけ湯もしないで、直接湯船に入る客。湯で顔を洗い、湯を頭にかける客。サウナに入った後で直接湯に入る客。古きよき日本人はどこに行ってしまったのか、いつも首をかしげるのである。 ・東京23区にある温泉風呂付きホテル そんななか……私は最近、ある衝撃的事実を知ってしまった。そう、東京23区内に「温泉風呂付き客室があるホテル」を発見したのだ。ご存知の方もいるかもしれない