遺伝子操作で「セックスしか考えないオス」化したメスマウスが誕生 2007年8月10日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (4) Brandon Keim 2007年08月10日 ハーバード大学の研究チームがメスのマウスの遺伝子をたった1つ欠損させただけで、これらのメスは「セックスのことしか頭にないオスのように振る舞う」ようになったと『Nature』誌が報じている。 同誌オンライン版の記事「嗅覚がジェンダーを決める」から引用する。 この遺伝子がないメスのマウスは、オスとまったく同じように振る舞った。これにはマウンティング、腰のピストン運動、オスがメスを誘う時に使う超音波の鳴き声などが含まれる。しかもこれらのマウスは、オスのマウスに対してすら、こうした振る舞いをみせた……。 自然環境に比較的近い大型のケージの中で1ヵ月飼育してもなお、TRPC2遺伝子を欠損したメスのマウスは