東京・歌舞伎町のキャバクラ店で、水しか飲んでいない客に63万円を支払わせようとしたとして、22歳の店長の男が逮捕されました。 キャバクラ店「LEO」の店長・野田英臣容疑者は9日、客の男性(45)に「払えなかったら拳銃で弾かれるぞ」などと脅し、代金として63万円余りを支払わせようとした疑いが持たれています。警視庁によりますと、男性は、店にいた1時間に水しか飲みませんでしたが、ホステスが1杯6000円の酒を72杯飲んだなどとする明細を渡されました。野田容疑者は「正当な請求をしただけだ」と容疑を否認しています。このほかに、経営者の男ら3人が逮捕されていますが、いずれも容疑を否認しています。この店を巡っては、8月に営業を始めてから「ぼったくられた」という相談が10件以上寄せられていて、警視庁は余罪があるとみて調べています。