2014年度末に開通する北陸新幹線の駅名が仮称「上越駅」となっている上越市で、市民団体「新幹線駅名を考える会」が23日に設立される。 同市で悩ましいのは、「上越駅」だと、東京と中下越を結ぶ上越新幹線の沿線と誤解されかねず、紛らわしいことだ。「分かりやすく、ふさわしい駅名をつけなければいけない」(高倉康充世話人代表)と、まちづくりに取り組む市民グループが中心となって会の設立を呼び掛けた。 計画では、町内会などを通じた市民アンケートやインターネットで年内に1万人以上の回答を集める。回答がもっとも多い駅名に絞り、来年中に10万人以上を目標に署名を集めてJRに要望する。ネットで1日から始めたアンケートでは「妙高上越」「越後高田」などの案を例示、自由記載もできる。 同会は「地元だけでなく全国から多くの意見を集め、市と共同歩調をとれる形にしたい」としている。 市新幹線・交通政策課は「参考にする