山口県警岩国署は9日、岩国城の瓦を壊したとして器物損壊容疑で、住所不定、無職、前田康孝容疑者(46)を逮捕した。 逮捕容疑は、8日午後10時ごろ、岩国市横山の岩国城を取り巻いている外壁の瓦3枚を引き抜き、うち1枚を地面に投げて壊した疑い。 同署によると、前田容疑者は容疑を認め「刑務所に戻りたかった」と話しているという。近くの錦帯橋交番に自首した。 岩国城は錦帯橋を望む山上にあり、天守閣などが復元されている。夜間はロープウエーは動いていないが徒歩で行くことができる。
映画で主演した田中好子さんが大震災のひと月後に亡くなり、原発事故と原爆の忌まわしい連想もあって、今年は「黒い雨」が話題になった。原爆忌を迎え、あえてだれも触れないタブーに踏み込みたい。 井伏鱒二の原作は、同郷(広島県)の文学愛好家、重松静馬氏から提供された日記を下敷きにしている。小説は、姓名を入れ替えた閑間(しずま)重松なる人物が日記をつける話だから、井伏に隠す意図はなかったが、発表後、「原爆文学の最高峰」と絶賛されて文化勲章までもらい、ノーベル文学賞候補にも擬せられるに至って、事情を知る地元関係者が「告発」し、朝日新聞やNHKが「盗作」疑惑を報じる騒ぎになった。 それだけなら内輪のゴタゴタだったが、有力ノンフィクション作家の猪瀬直樹氏(現東京都副知事)が盛大に「盗作」説を後押しし、著名人多数が「驚いた」と同調したため、疑惑は今もくすぶっている。 旧版・新版の両井伏全集を(国内に)愛蔵する
去る7月5日、マンガ家の和田慎二先生が61歳の若さで急逝されました。訃報のニュースでは「TV番組『スケバン刑事』の原作者」と称されているのが多く見られましたが、「少女マンガ誌でアクション主体の作品を40年間第一線で描き続けた男性作家」という、氏の特性についてはあまり触れられていませんでした。 しかし『スケバン刑事』以降の諸長篇以上に、マンガ史的には70年代前半の「別冊マーガレット」誌上で発表された、骨太でありながらコミックス1巻分を超えることのないアクション&サスペンスものの数々は重要度が高いのではないかとも思っています。 今回は和田先生とゆかりのあった安彦良和・ささやななえこ両先生に、元「JUNE」編集長佐川俊彦を加えて、亡き和田先生の思い出話を語っていただきました。 ――ささやさんは和田さんとはいつからのお付き合いになりますか? ささや いつ知り合ったんだろう。彼がデビューした
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