マツダは13日、発電用ロータリーエンジン(RE)を載せたプラグインハイブリッド車(PHV)MX―30を公開した。同車種の電気自動車(EV)モデルに比べ、航続距離は2・6倍に延びる。欧州で今春発売し、日本にも投入する。同社が世界で初めて実用化したREの市販車への搭載は、2012年に生産を終えたRX―8以来となる。 新モデルは事前に充電した電池だけで最長85キロ走る。REは新たに開発した排気量830ccで、おむすび形のローター一つが回転して発電し、バッテリーを充電する。総航続距離は非公表だが、搭載する50リットルタンクのガソリンによる発電分を含めると計算上は657キロ。EVモデルの256キロより400キロ長くなる。 新モデルは、ベルギーでこの日開幕したブリュッセルモーターショーで披露した。MX―30の開発責任者の上藤和佳子主査は「マツダの伝統、挑戦する心の象徴であるREが、電動化の新時代の発電
![マツダのロータリー、発電用で復活 830cc1ローター 春に欧州投入、日本にも | 中国新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0c7b71dc9d5ee3faaaacb0cc39113394654fb1ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fchugoku-np.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F3%2F-%2Fimg_538868f1c5eb3f6a0057d76405713a71531993.png)