2020年4月24日 現在、当館は新型コロナウイルス感染予防及び拡散防止のため臨時休館としています。 これにともない、昨年12月より開始していた企画展「海外収集資料から見る広島の原爆被害と復興」がご覧いただけない状況ですが、主な展示の内容を収録したパンフレットのPDFデータを閲覧することができます。 はじめに 広島平和記念資料館では、これまで被爆資料や遺品、写真など被爆に関するさまざまな資料を収集し、調査のうえ整理・保管し、展示や証言を通して被爆の実相を広く伝えてきました。 写真資料は、原爆による被害を知るうえで重要な意味を持っています。これまでも広島原爆に関する多数の写真が知られていますが、原爆投下後に多くの外国人が広島に入ったこともあり、日本では知られていない写真資料が海外にも多数存在しているものと考えられています。 資料館では海外からデータを取り寄せることや、職員を海外に派遣し調査す