日本の歴代興行収入記録を塗り替える勢いとなっている、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の大ヒット――。 「おそろいで『アナと雪の女王2』を鑑賞されるなど、映画がお好きな眞子さまと佳子さまも、ご覧になりたいと思われているのではないでしょうか」(皇室担当記者) 映画は公開から39日間で興行収入259億円を突破し、歴代興行収入ランキングでは3位にランクイン。すでに累計1億部を突破している原作コミックスも、売り切れ続出している。 まさに日本中が“どハマリ”している『鬼滅の刃』なのだが、実はいち早く、この作品に注目されていた女性皇族がいらっしゃる。 三笠宮家の彬子女王だ。 京都産業大学日本文化研究所で特別教授もお務めになっている彬子さまは今年1月29日、京都新聞に連載されているエッセイ「現代のことば」に、節分直前ということもあり《最近鬼が出てくる漫画を読んだ》とつづられていた。 《人間の血肉を喰らう鬼
企画展「きらきらでん(螺鈿)」が、東京の根津美術館にて、2021年1月9日(土)から2月14日(日)まで開催される。なお、入場は日時指定予約制となる。 螺鈿の魅力を探る樹下人物螺鈿硯屏 1基 木胎漆塗 中国・元〜明時代 14〜15世紀 根津美術館蔵螺鈿とは、貝の輝く“真珠層”を文様の形に切り抜き、はめ込んだり貼り付けたりして装飾する技法である。貝を使った工芸品は世界各地にあるものの、アジア圏では漆工技法にも取り入れられ、階調をなす貝の輝きと漆の艶は古来より人びとを魅了してきた。 楼閣人物螺鈿卓 1基 木胎漆塗 中国・元時代 14世紀 根津美術館蔵企画展「きらきらでん(螺鈿)」では、根津美術館の所蔵品を中心に、螺鈿の歴史と技術を紹介。日本における螺鈿の受容と展開をたどりつつ、影響関係にあった中国大陸・朝鮮半島・琉球での作例もあわせて、緻密な螺鈿技術を概観する。 日本における螺鈿の受容と展開を
日本の食文化に欠かせない箸(写真はイメージ)【写真:写真AC】 8月4日は語呂合わせから「箸の日」としても知られています。毎日使うものだからこそ、今さら人には聞きにくいけれど、見直しておきたい「お箸の作法」。もちろん、食事はおいしく楽しくが一番ですが、大人の常識として冠婚葬祭など人前で食事をする時に知らないと、やっぱりちょっと恥ずかしい……。「大人の家庭科」第2回は、お箸の使い方でタブーとされている主なものをおさらいしましょう。お箸のマナーについて、家庭科教員の池田由美さんが解説します。 ◇ ◇ ◇ マナー違反な箸さばきはさまざま 10個のNGな使用法とは (左上から時計回りに)「寄せ箸」「渡し箸」「刺し箸」「挟み箸」【写真:Hint-Pot編集部】 日本の食文化に欠かせないお箸。マナー違反なお箸の使い方は「嫌い箸」「禁じ箸」「忌み箸(いみばし)」などとも呼ばれます。次の10の嫌い箸の意味
今春、児童養護施設出身者が厚生労働省に入省した。高橋未来さんは、東京都渋谷区の広尾フレンズで育ち、静岡大に入学。現在、医薬・生活衛生局で、血液対策を担う。 実は2年前、大手鉄道会社を受験していた。しかし内定直前に「入社するなら親のサインが必要です」と言われたという。 動揺した。小学校以来親とは疎遠で、選考過程でも生い立ちを話していなかったからだ。 「それはちょっと」 「え、何で。誰に育ててもらったの」 そんな押し問答をするうち頭が真っ白に。その場で辞退し、大学も休学。そのうち漠然と福祉の仕事を考えていたことを思い出し、翌年、厚労省を受けた。 高橋さんは1996年生まれ。児童養護施設には小学4年の時に入った。当時身長は高い方だったが、体重は平均以下。家では毎日白米とふりかけだけを食べていた記憶がある。「実は」と言いながら前髪を上げると、くっきりと額に傷があった。 「今、親に対する気持ちは“無
南西諸島(鹿児島県、沖縄県)で新種のゴキブリ2種を発見したと、法政大学や鹿児島大学などの研究チームが24日、発表した。2種は光沢のあるメタリックブルーの体を持ち、生態は未解明だ。国内におけるゴキブリの新種発見は1985年以来。この2種を加えると日本産は計59種となった。 アカボシルリゴキブリ(柳沢静磨さん提供)ウスオビルリゴキブリ(柳沢静磨さん提供) 2種はいずれもルリゴキブリ属で、「アカボシルリゴキブリ」と「ウスオビルリゴキブリ」と命名した。 アカボシルリゴキブリは、羽に浮かぶオレンジ色の三つの紋が特徴。奄美大島や徳之島などに生息し、オスの全長が12~13ミリだ。ウスオビルリゴキブリは、羽にある紋の境界が不明瞭で帯のように見えるのが特徴。与那国島にのみ生息し、オスの全長が12・5~14・5ミリだ。いずれも森林に生息し、人との関わりはほとんどないという。 チームは2年以上かけて捕獲や繁殖を
11月8日、秋篠宮さまが皇位継承第1位の「皇嗣」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣(りっこうし)の礼」が行われました。当初は今年4月に行われる予定だったこの儀式は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されていたのです。 1990年に天皇家の次男、礼宮(あやのみや)さまが紀子さまと結婚されたのを機に、秋篠宮家は創設されました。それから30年の月日がたち、このたびの儀式を迎えることとなったのです。 30年前のご結婚の日、秋篠宮さまは25歳、紀子さまは24歳。初々しいご夫婦の誕生は国民を驚かせる明るいニュースとなりました。何しろすべての皇族の中で、自分で結婚相手を見つけて直接プロポーズをした男性は、礼宮さまだけだったのですから。 では、時計の針を巻き戻して、礼宮さまと紀子さまの恋のお話をいたしましょう。 マントを羽織ったような軽やかなウエディングドレス 秋篠宮さまと紀子さまがご成婚の日
税理士。円満相続税理士法人代表 中学・高校とバンド活動に明け暮れ、大学受験の失敗から一念発起し税理士を志す。 大学在学中に税理士試験に4科目合格(「資格の大原」主催の法人税法の公開模試では全国1位)。大学卒業前から国内最大手の税理士法人山田&パートナーズに正社員として入社する。 税理士法人山田&パートナーズでは相続専門の部署で6年間、相続税に専念。これまで手がけた相続税申告(相続手続)は、上場企業の創業家や芸能人を含め、通算500件以上。相続税の相談実績は5000人を超える。また、全国の銀行や証券会社を中心に通算500回以上の相続税セミナーの講師を務める。 2017年1月に独立開業。現在、東京・大阪の2拠点で相続専門税理士が多数在籍する円満相続税理士法人の代表を務める。「最高の相続税対策は、円満な家族関係を構築すること」をモットーに、依頼者に徹底的に寄り添い、円満相続実現のために日々尽力す
インタビューに答える稲田朋美・前自民党幹事長代行=東京都千代田区で2020年11月19日、幾島健太郎撮影 結婚後に夫婦が同じ姓とするか、それぞれの姓を名乗るかを選べる選択的夫婦別姓制度。政府は制度の導入には慎重で、旧姓使用の拡大を図っているが、二つの姓を使い分ける煩雑さを訴える人も多い。13日の衆院法務委員会で、結婚後も法的裏付けを持って旧姓を使い続けられる制度の新設を提案した自民党の稲田朋美・前幹事長代行に思いを聞いた。【聞き手・花澤葵】 通称は通称に過ぎない 政府は今、結婚前の氏を通称として使うことを拡大していこうとしている。しかし、やはり通称は通称に過ぎない。今のまま通称を拡大していくと、「○○こと××」という、本名とは違う名前を広く使えることになり、社会が不安定になる。 通称が法的なものではないことによって、不便を感じている人がいる。研究者であれば、旧姓で書いていた結婚前の論文の評
11月16日(ハワイ標準時)、米ミサイル防衛局(MDA)の発表によると日米共同開発中のイージス弾道ミサイル防衛システム「SM-3ブロック2A」迎撃ミサイルによってICBM(大陸間弾道ミサイル)に相当する標的の撃墜に成功しました。SM-3は本来IRBM(中距離弾道ミサイル)迎撃用として開発されており、ICBMの撃墜は初めてとなります。 この迎撃実験FTM-44ステラーランサー(星の槍騎兵)に参加したのはイージス駆逐艦「ジョン・フィン」で、ハワイ北東部に待機していました。ICBM標的はハワイ西南西にあるマーシャル諸島クェゼリン環礁のロナルド・レーガン弾道ミサイル防衛試験場から発射され、2基の早期警戒衛星が探知し、C2BMC(指揮管制戦闘管理通信システム)を介して早期警戒衛星の追跡データをイージス駆逐艦に送信。MDAの公式発表では遠隔交戦(engage-on-remote:EOR)機能を使用した
見直しが行われているイージスアショア配備計画はイージス艦2隻の建造で代替される公算が高くなっています。代替案となるロッキード・マーティン社製の新型レーダーSPY-7を搭載する新型イージス艦は1隻2400億円(2隻4800億円)という導入経費の見積もりが伝えられており、これはイージスアショアの見積もり1基1200億円(2基2400億円)のちょうど2倍になります。 イージスアショア2019年時点の見積もり導入経費1基1202億円(2基2404億円)ライフサイクルコスト4389億円(2基分、30年運用)防衛省よりイージスアショア配備について説明資料(2019年5月28日)[PDF資料]イージスアショア配備について説明資料:防衛省(2019年5月28日) イージスアショア2018年時点の見積もり導入経費1基1340億円(2基2679億円)ライフサイクルコスト4664億円(2基分、30年運用)防衛省
安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日にホテルで開催していた前夜祭をめぐり、東京地検特捜部が秘書らの取調べを進めているという。違法な会計処理が行われたのではないかといった疑惑だ。今後の捜査は――。 何が問題に? この前夜祭に要した費用は、参加した選挙区の支援者らから1人5000円ずつ集めた会費の総額よりも大きいと指摘されてきた。ホテルが値引きしたとの話もあったが、実際は後援会が差額分を補てんし、ホテルに支払っていた模様だ。 その金額は多い年で約250万円、5年間で総額800万円超に上るとみられており、ホテルが作成した明細書や領収証など、これを裏付ける物証も存在するという。 そうすると、法的には次の2点が問題となる。 (1) 差額の補てん分は選挙区内の有権者に対する寄附にあたると評価できるから、これを禁じている公職選挙法に違反(選挙に関して行われていれば最高刑は禁錮1年、そうでなくても罰
めんどくさい人のトリセツその1:矢継ぎ早に詰問してくる人 <特徴> ・答えられないことを質問してくる ・相手もそれをわかって質問してくる ・早口な人が多い印象 私は、あまりテレビの国会中継を見るのが好きではない。 とくに、野党の政治家が、重箱のすみをつつくように質問攻めにしている様子は、お世辞にも上品とはいえない。 文句をいって、政権与党のイメージをくずそうとするのも野党の仕事だということはわかるのだが、「相手をやっつけるためだけにしている質問」をくり返しているような気がする。 私はそういう場面をあまり見たくないので、しずかにテレビを消してしまう。 「『検討する必要がある』って、具体的にどう検討するんですか!」 「『全員参加の体制をつくる』って、全員とはどこまでをいうんですか!」 こういう質問は、ただ相手をやっつけるためだけの質問のように感じる。 相手がなにを答えても、もともと受け入れる気
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く