2012-09-30 舛添要一『赤いバラは咲いたか』を読む book 舛添要一さんがかつてフランス政治研究者だったころの著書『赤いバラは咲いたか―現代フランスの夢と現実』(弘文堂、1983年)を読んだ。タイトルの「赤いバラ」とはフランス社会党の象徴であり、すなわち「赤いバラが咲く」とはミッテラン第一書記の大統領就任(1981年)を表している。本書は70-80年代フランスの政局を分析した論文を一冊の本にまとめたものである。 赤いバラは咲いたか―現代フランスの夢と現実作者: 舛添要一出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 1983/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る ちなみにフランス共和国大統領は現在のところわずか7名しか就任していない。7年(2000年からは5年)という任期のため、10年を超す長期政権が可能だからである。大統領の名前を列挙すると、(1)ドゴール、(2
![舛添要一『赤いバラは咲いたか』を読む - 歴史家をめざす学生のブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5423ebbec217d2a04846e5c23f5aaa8f56275c04/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftheta_K%2F20120930%2F20120930192640.jpg)