大阪市平野区で7月中旬にあった夏祭り(4日間)に「ハムスター釣り」の露店が現れ、インターネット上で「動物虐待だ」などと書き込みが相次ぎ、物議を醸している。 この露天商は動物販売に必要な動物愛護法に基づく営業登録をしておらず、市の指導ですぐに撤退した。ただ、同法では、こうした露店を一概に「虐待にあたる」として規制することはできないという。 市によると、問題となった露店では、金魚すくいなどに用いる大きな容器にわらを敷いて複数のハムスターを入れ、客は餌のトウモロコシを付けた糸を垂らし、食いついたところを素早く釣り上げる。1回500円で、餌が外れるまでに3匹釣れば1匹を持ち帰れるルールだったという。 しかし祭り客から「かわいそうだ」との声が上がり、ツイッターなどでも話題に。連絡を受けた市が祭りの3日目に調査に入ったところ、動物販売する際、氏名や店の所在地、動物の種類や数などを都道府県や政令市