半年前に日本で公開された3DCG版アニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」が28日に中国全土で公開され5日間で興行収入3億元(約60億円)を突破する記録的大ヒットとなった。その後の数日間も、中国映画市場の興行収入ランキングで引き続きトップに君臨している。日本から渡って来たドラえもんはどのようにして中国人にとって最も馴染み深いアニメのキャラクターになったのだろうか?武漢晩報がつたえた。 ■4世代にわたる中国人と「ドラえもん」の素晴らしい出会いと軌跡 1987年前後、中国大陸部の複数の出版社が著作権を取得しないまま、「ドラえもん」の漫画を相次いで出版した。そのため、中国語に翻訳されたタイトルも、「機器猫」(ロボット猫)から「小叮当」(鈴の音ちゃん)、「機器猫小叮当」「叮当機器猫」までバラバラで、当時は「哆啦A夢」(日本語の音訳、現在の正式名称)という名前はどこにも登場したことはなかった