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ブックマーク / schmidametallborsig.blog130.fc2.com (71)

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 中国にも負けるのは、従軍慰安婦以下の問題が筋悪だから

    従軍慰安婦以下の話に関して、中国の「三戦」は危険が危ないを云々している人は、中国は情報戦に失敗していることとの整合性を取れないのが不思議な話である。 中国がやっているのは、基的に宣伝の段階であって、国際社会への影響力を持たない。チベットやウイグルでの正当性主張や、南シナ海や尖閣諸島での領有権主張をみても、世界は全く納得していない。自分の言いたいことを並べる宣伝にすぎないからである。 世界の世論に影響力をもたせる意味での、情報戦ならば、中国がそう言うのではダメで、欧米に納得させ、彼らにそう言わせなければならない。だが、中国はそれに失敗している。政府や軍機構のPR部門の立場が弱いためだろう。国内政治やヘゲモニー争いに引っ張られて、情報戦としての自由度が与えられていないので、逆宣伝にしかならない国内公式発表を繰り返している。 この状況で、「中国の三戦に気をつけろ、従軍慰安婦や戦争犯罪で日は悪

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    kaos2009 2014/12/26
    “中国の「三戦”
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 理系に兵書だけ読ませるとこのような人物も出てくる

    理系上がりに兵書しか読ませないと、世間知らずの将校が生まれる。JBPressの森清勇さんの記事※ をみると、将校教育について、戦前と全く同じ失敗をしていることが伺える。 森さんの「日のジャーナリストの怠慢とジャーナリズムの堕落」だが、内容的にはいつもの恨み節である。だが、今回については、あきらかな間違いがある。 まずは、調べなかったり、陸自の失敗と自衛隊の失敗を混同している。具体的にはここだ 管理面においても、同一敷地内にある大蔵省と防衛庁(共に当時)の官舎を比べると、防衛庁官舎は狭く貧弱であったし、予算査定時期になると、他の省庁ではあり得ないような庁舎のコンクリート床に毛布を敷いて寝泊まりした。 一般の公務員や会社員などには理解されない自衛隊特有の旅費体系で、出張においても旅費や日当などの現金は一切支給されない。「運搬費」という形で目的地までの切符が渡される。給・宿泊は部隊で行い、諸

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    kaos2009 2014/11/20
  • 全部が原発にブーメランで戻ってくる 隅田金属日誌(墨田金属日誌)

    「再生エネルギーで日々300億円が消える」で、櫻井よしこさんが再生可能エネルギーを憎悪している。 櫻井さんは、再生可能エネルギー買い取りで、電気価格が値上がりして、国が滅びるという。実際は、櫻井さんが憎んでやまない菅首相が決めたので、亡国の政策のように言っているだけかもしれないが、要約すればそんなものだ。 だが、櫻井さんの主張の中身をみると、全部、櫻井さんが愛してやまない原発へのブーメランになっている。 曰く、再生可能エネルギーは「巨大な金い虫」(櫻井)、「無駄が経済成長を阻害」(櫻井)であり、「私たちは原発停止で日々、100億円余分に燃料費を払っている」(櫻井)とのこと。だが、これもことごとく原発にブーメランで戻ってくる。 実際に、櫻井さんが憎む再生エネルギー買い取りより、原発のほうが「巨大な金い虫」(櫻井)である。 「経済成長を阻害」(櫻井)した実績としても、再生エネルギーよりも福

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    kaos2009 2014/11/09
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) - 「東郷ビール」はない

    フィンランドは親日だ、東郷元帥は英雄でビールがあるという話については、当節は否定されている。だが、井上和彦さんはそれを言い出しているのは、確認をしないからだろう。 「北欧の親日国フィンランド 日露戦争の勝利が独立の精神的支柱に」※ で、井上さんは 日海海戦で、ロシアのバルチック艦隊を撃ち破った東郷平八郎提督はフィンランドで英雄としてたたえられ、「東郷ビール」が生まれたのだ。 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20141001/dms1410011140007-n1.htmと述べている。 だが「『東郷ビール』という伝説」で明らかにされているように、東郷さんの顔のついたビールは、ビール会社が作った提督シリーズの一種類に過ぎない。その中には、マカロフやロジェストヴェンスキー提督も含まれていたという。日海海戦の勝利や、フィンランドでの英

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 馬に追従して鹿も「火砕流に耐えられる」

    件の皆さんは装甲車なら火砕流に耐えられるといっている。火砕流に巻き込まれても短期的になら大丈夫と主張している。それならナパームにも耐えられる理屈だが、現実はそうではないことに気づいていない。 いつものとおりJSFさんが、軍隊エラいで無理やり自衛隊を擁護している。そこで「自衛隊よりも、山に慣れた山岳救助隊のほうがよくね」という意見を、「装甲車なら火砕流に耐えられる」といった一部装備の話で無理やり否定し、自衛隊エラいと気味の悪い擁護を図っている。 https://twitter.com/obiekt_JP/status/515820351675068416 また、提灯持ちの、だよもんさんもそれに乗っかり、装甲車は火砕流に耐えられると述べている。「生存率は桁違い」だそうだ https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/515833756708380672 だが、火砕

    隅田金属日誌(墨田金属日誌) 馬に追従して鹿も「火砕流に耐えられる」
    kaos2009
    kaos2009 2014/09/28
    装甲車両は火砕流に耐えられる→耐えられない→生存率は高い
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 防衛と産経のマッチポンプにしか見えない

    東大が防衛省に協力拒否 輸送機不具合究明『軍事研究』と」だが。 防衛省が東大に泣きついて袖にされた話だが、コレって産経の報道含めての、戦後平和レジュームとやらを叩くためのマッチポンプじゃないの。 C-2がアレ飛行機なのは防衛省と防衛産業のせいだが、それはおいて置く。 その問題を解決するために部外有識者の助けを借りるにしても、まず大学全体に泣きつく話はない。己が関わった大湊○○弾処理で技術調査検討委員会を作ったときにも、大学の先生は各個人にお願いした。(これは直に己が行った) 大学に泣きつく話はないし、相手が組織だと、何かあった時にコントロールできなくなる可能性もあるのでそんなリスクのあることはしない。 そもそも、設計モデルの誤りや、新現象による失敗でもないので、有識者に聞いてもどうなるものでもない。大学の先生を呼ぶのは、今までの設計手法が通用しないとか、知られていなかった現象ではないかと

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    kaos2009 2014/07/06
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 誰も得しない靖国社参拝

    アレ宰相が靖国社を参拝したのだが、日にとって何のメリットがあるのかね。 だいたい、思いつくメリットはなにもない。戦略的にみれば日を取り巻く環境を改善させる見込みはない。さらに悪化させるだけ。アレ宰相やその政府にたいして「やっぱアレだわ」と呆れるのは中韓朝だけではない。アレ宰相が飼い主だと思っている米国も「やっぱアレだわ」と考える。 そもそも、今の米国は内向きで、しかも社会の立て直しを重視している。日中の経済を悪くするような、無意味な日中対立には賛成しない。「またJIBsか」と、イスラエルと同等に扱われるのではないか。 報道だと、辺野古免許問題が解決したから、靖国社は米国にとって問題とならないと判断したとか言っている。でも、辺野古ごときで納得するのは米国でも中国を敵と見る安全保障サイドだけである。中国との商売を重視する経済サイドは納得しない。 さらに言えば、戦死者の政治利用だよね。アレ宰

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    kaos2009 2013/12/27
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 「アジア太平洋戦争」を使うなという価値観の裏返し

    産経抄「『大東亜戦争』を認めないNHKの歴史観」なのだが、これって産経の価値観・歴史観が通用しないことに怒っているだけではないか。 NHKが大東亜戦争を嫌う理由も分かる。「大東亜戦争」を使う人と、あの戦争は正しい、あるいは日は悪くないと主張する人はほぼ重なる。その語を許すことはその意見に与することを半ば表明することである。しかし、それは政治的な色眼鏡で見られることなので、使ってくれるなというのが、NHKの理屈なわけだ。慎重さが行き過ぎたポリティカル・コレクトネスに近い感じはするが、理解できないことはない。 実際に、その逆をやれば、今度は産経や産経的な価値観、歴史観を持つ人は怒る。NHKが「アジア太平洋戦争」(15年戦争でも可)を使ったら、どういう問題が起きるか考えてみればわかりやすい。産経や産経的価値観を持つ人は「『偏向』と言われても仕方ない。」とか言い出すだろう 実際に「アジア太平洋戦

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    kaos2009 2013/12/23
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 噛ませ犬として日本は便利ですよと言っているようなもの

    安倍首相は、日を噛ませ犬にしたいのだろうか。 安倍首相が「右翼の軍国主義者と呼べ」といった話は「日は神の国」に近いものがある。発言は、右派系のシンクタンクでの講演との事である。「『積極的平和主義の国に』集団的自衛権見直しに意欲」では「保守系のシンクタンク『ハドソン研究所』」とある。ちょいちょいググってみると共和党系の対外強硬策大好きなところの様子。まずは自分を支持してくれるだろう右派系の団体では、迎合して威勢のいいことを言わずにはいられない癖があるのだろう。無邪気に啖呵を切って持ち上げられたいのかもしれない しかし、日にとって利益はなく、不利益をもたらすだけではないのか。「軍国主義者と呼べばいいさ」とする発言は、人にとってはカッコイイものなのだろう。中国とのゲームで私は退かないというシグナルを出したつもりなのかもしれない。しかし、そんなことを言って、日にとって利益があるのだろうか

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) お世辞を真に受けるのもね

    浜口和久さんが、パラオは日を慕っていると主張している。だが、それはお世辞を真に受けたものではないのか。 浜口さんは「パラオに生きる日の心(勇気)」※で、パラオには親日感情がある、最も親しい国は日であると述べている。[パラオは]実に約400年間に渡り、外国の統治下に置かれていたのである。ところが、その400年間のうち、日統治時代が一番良かったと、現地の人たちは回顧している。[パラオが親日であることは]日が実施した日流の教育成果と、在留邦人が現地の人たちとよい関係を構築したからだとも言われている[パラオの親日は]ぺリリュー島を守るために、群がり来るアメリカ軍を相手に玉砕するまで戦った日軍の勇猛果敢な戦闘ぶりへの敬愛の念からだと言われている。 これらは日人向けのリップサービスを真に受けたものだ。パラオ人は、日人が来れば日人を褒める。アメリカ人が来ればアメリカ人を褒める。無論、

    kaos2009
    kaos2009 2013/09/01
    度を越して親日であると見ると、いずれ何かで対立した時、今度は過度に幻滅する」
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 自衛隊は票にならない

    選挙の季節だが。 自衛隊は票にならない。色気を出して、比例全国区で出馬する奴はいるが、概ね落ちるのが実態だ。特に昔は人選がよろしくなかった。内局まわりの文官を出しても兵隊は支持しない。だいたい、防衛庁を防衛省にしようの類をいった所で、兵隊は誰も支持しない。 10年以上前の話だが、選挙期間中、横須賀総監部正門で、文官上がりとその運動員が朝夕に挨拶していたが、無駄な努力だった。見る限りは誰もまともに取り合っていない。取り合う可能性があるとすれば、顔見知り、まあ防衛省幹部とされる2佐以上の位なものか。その2佐以上の影響力を期待しているのかもしれないが、海自だとその辺りは概ねいなす。知り合いだから、上のクラスがそう言っているからといっても、政治からは距離をとる。政治的中立性云々というよりも、危うきに近づかずというやつだ。 ただ、その選挙では、防衛省出身候補者は、ある程度上のほうの攻略は成功した様子