タグ

ブックマーク / news.mynavi.jp (144)

  • 日本生命に公文、イセトーのランサムウェア攻撃で被害を受けた企業・自治体が増加中

    BPOサービスを提供しているイセトーが今年5月にランサムウェア攻撃を受けたが、その被害が国内の企業・官公庁に広がっている。同社に業務を委託するため提供していた個人情報が流出の危機にさらされているのだ。 イセトーは5月29日、5月26日に同社の複数のサーバとPCがランサムウェアの被害を受け、データが暗号化されていることを確認したと発表。その後、7月3日、攻撃者グループのリークサイトにおいて公開された情報が、同社のサーバから流出したものであること、流出した情報の中に取引先の顧客の個人情報が含まれていることを確認したが、ダウンロードファイルは消失しており、ダウンロードができない状態となっていることを確認したと発表した。 イセトーがランサムウェア攻撃を受けたことで、同社に業務を委託していた企業のデータも漏出の被害を受けた格好だ。中には、自社が委託していた業者がイセトーにさらに業務を下請けのイセトー

    日本生命に公文、イセトーのランサムウェア攻撃で被害を受けた企業・自治体が増加中
    kaos2009
    kaos2009 2024/07/05
  • Google、PDF論文を劇的に読みやすくするChrome拡張「Google Scholar PDF Reader」

    GooglePDF論文を劇的に読みやすくするChrome拡張「Google Scholar PDF Reader」 米Googleが「Google Scholar PDF Reader」というPDF形式の論文を読みやすくするChromeブラウザ拡張機能の提供を開始した。 プラットフォームやOSに依存せず、クリーンで、文章の構造が一貫しているPDFは、学術文書の標準的なフォーマットとして広く利用されている。しかし、一方で、引用されている他の文献にジャンプするのが難しかったり、あるいは特定のセクションを閲覧したくても、PDFの構造上、簡単に移動できないなど、閲覧性に関して不便と感じる面もある。Googleは「Google Scholar」という学術論文の検索エンジンを提供している。シンプルで分かりやすい画面構成で、良質な学術文書を効率的に見つけられるサービスである。Scholar PDF R

    Google、PDF論文を劇的に読みやすくするChrome拡張「Google Scholar PDF Reader」
    kaos2009
    kaos2009 2024/03/22
  • 名大、ホモ・サピエンスの石器技術がいつどのように革新してきたのかを究明

    名古屋大学(名大)は2月8日、ホモ・サピエンス(現生人類)がユーラシアに拡散した約5~4万年前の文化進化について、「石器の刃部(じんぶ)獲得効率」という点から明らかにしたことを発表した。 同成果は、名大 博物館/同・大学大学院 環境学研究科の門脇誠二教授、同・束田和弘准教授、名大 博物館の渡邉綾美研究員、名大大学院 環境学研究科の須賀永帰大学院生、明治大学の若野友一郎専任教授らを中心に、産業技術総合研究所、木曽広域連合、ヨルダン考古局・観光局の国際共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 今回の研究の概要(出所:名大プレスリリースPDF) 現生人類と、旧人のネアンデルタール人やデニソワ人、原人のフローレス人などは、少なくとも20万年から4万年ほど前の時代までは共存しており、交雑していたことがわかっている。しかし5万~4

    名大、ホモ・サピエンスの石器技術がいつどのように革新してきたのかを究明
    kaos2009
    kaos2009 2024/02/10
    “一定量の岩石からどれだけ長い刃部(刃渡り)を得られるか”
  • Windows 10で更新プログラム「KB5034441」に失敗する現象が発生中

    Microsoftは1月9日(現地時間)に月例アップデートとして更新プログラム「KB5034441」をリリースしたが、11日時点で、複数のユーザーからこの更新プログラムのインストールがエラーにより失敗するという現象が報告されている。この問題が発生した場合、Windows Updateの画面にエラーコード「0x80070643」が表示され、アップデートを継続することができない。 更新プログラム「KB5034441」の概要 KB5034441は、WinRE(Windows 回復環境)を使用してBitLockerのセキュリティ機能をバイパスできる脆弱性「CVE-2024-20666」に対処するためのセキュリティ更新プログラム。2024年1月の月例アップデートに含まれているため、自動アップデートが有効な環境ではWindows Updateによって自動的にインストールされる。 Microsoftでは

    Windows 10で更新プログラム「KB5034441」に失敗する現象が発生中
    kaos2009
    kaos2009 2024/01/12
  • 知って納得、ケータイ業界の"なぜ"(153) 「なんちゃって5G」に足元をすくわれたNTTドコモ、“つなぎ”の技術をなぜ嫌うのか

    都市部を中心に、通信品質の著しい低下が指摘されているNTTドコモ。5Gのネットワーク整備に4Gから転用した周波数帯を活用することに消極的で、5Gの面展開が遅れたことが品質低下要因の1つと見る向きが多いが、過去を振り返るとNTTドコモが“つなぎ”の技術に消極的な傾向が見えてくる。一体なぜだろうか。 通信品質低下の問題に新技術で対策 コロナ禍からの人流回復によるトラフィック急増で、都市部を中心に通信品質が著しく低下し、不満の声が急増したNTTドコモ。事態を重く見た同社は、とりわけ通信品質が大きく低下している東京都内の4エリアに向けた通信品質対策に取り組み改善を図ったが、同社の通信品質に不満を挙げる声は他の地域からも聞かれる。 そうしたことからNTTドコモはより抜的な通信品質対策を進めるべく、2023年10月10日に将来を見据えた全国ネットワークの集中品質対策を、2023年12月までに進めるこ

    知って納得、ケータイ業界の"なぜ"(153) 「なんちゃって5G」に足元をすくわれたNTTドコモ、“つなぎ”の技術をなぜ嫌うのか
    kaos2009
    kaos2009 2023/10/17
  • 楽天モバイル、契約上限を「1人10回線まで」に緩和 - 各社「5回線まで」の背景は?

    楽天モバイルの1人あたりの契約可能上限数が、5回線から10回線に変更されたことが分かった。同社に確認したところ、2022年12月23日から6回線以上の契約を受け付けており、変更理由は「さまざまな使い方をされるお客様からの要望を受けての対応」だとした。 サポートページにて公開されている情報によれば、「楽天ID1つにつき、楽天モバイルの回線は最大10回線まで契約可能」となっている。複数の楽天IDを作成/保有することは楽天会員規約で別途禁じられており、1人10回線までと同義だ。ただし、短期解約を繰り返している場合などは上限未満でも申込不可となる場合がある。 楽天モバイルの契約可能上限数が10回線に緩和された 各社が「5回線」に統一してきた背景 2023年1月現在、他のMNO各社(NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク)をはじめとして、ほとんどの携帯電話事業者は1人あたりの契約可能上限数を5回線と定

    楽天モバイル、契約上限を「1人10回線まで」に緩和 - 各社「5回線まで」の背景は?
    kaos2009
    kaos2009 2023/01/07
  • 飯塚事件の死刑執行は正しかったのか…警察で消え去った目撃証言

    テレビのドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’22』(毎週日曜24:55~)では、死刑執行後に冤罪の可能性が浮上した飯塚事件を取材した『死刑執行は正しかったのかIII~飯塚事件・真犯人の影~』(日テレビ・福岡放送共同制作)を25日に放送する。 被害者と同年代の女児を乗せた車の目撃者・木村さん(右)を取材する清水潔ディレクター 92年、福岡県飯塚市の女児2人が殺害された「飯塚事件」。逮捕された久間三千年氏は一貫して無実を主張していたが、DNA型鑑定などを証拠に死刑が執行された。ところがその後、DNA型鑑定に疑義が生じ、元死刑囚の家族が再審請求を行っている。 有罪判決の主な証拠のうち、DNA型鑑定は大きく後退。残された久間氏と事件を結びつける証拠は「遺体が遺棄された現場付近で目撃された“紺色ワゴン車”の特徴が久間氏の車に似ていた」というものなどで、死刑の有罪判決としては相当に脆弱化し

    飯塚事件の死刑執行は正しかったのか…警察で消え去った目撃証言
    kaos2009
    kaos2009 2022/09/26
    “『NNNドキュメント’22』(毎週日曜24:55~)では、死刑執行後に冤罪の可能性が浮上した飯塚事件を取材した『死刑執行は正しかったのかIII~飯塚事件・真犯人の影~』(日本テレビ・福岡放送共同制作)を25日に放送”
  • 松坂桃李、映画『流浪の月』に今敏監督アニメが使用された裏設定明かす

    映画『流浪の月』(公開中)のティーチインイベントが12日に都内で行われ、松坂桃李、李相日監督が登場した。 左から李相日監督、松坂桃李 同作は凪良ゆうによる、屋大賞受賞のベストセラー小説映画化作。雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗(広瀬)に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文(松坂)。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2カ月を過ごすことになるが、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後、「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。 司会を務める李監督は松坂に「今回公開されるにあたって『かつてないほど緊張や怖さを感じる』とを話をされていたと思うんですけど、具体的に怖さや恐れを感じるシーンはありますか?」と質問。問われた松坂は自身が演じる文が小さな

    松坂桃李、映画『流浪の月』に今敏監督アニメが使用された裏設定明かす
    kaos2009
    kaos2009 2022/06/13
  • ソフトバンク、iPhone/Android用SIMカードの制限を廃止へ SIMフリー機への差し替えも可能に

    ソフトバンク、iPhoneAndroidSIMカードの制限を廃止へ SIMフリー機への差し替えも可能に ソフトバンクのSIMカードはiPhoneAndroidスマートフォンなど購入機種の種類によって区分が異なり、入れ替えができない仕様となっている。同社への取材により、2022年夏ごろまでに基機能の制限を廃止する方向で準備を進めていることが分かった。 従来の制限内容 ソフトバンクブランドの契約時に発行されるSIMカードは細分化されており、iPhone購入回線とAndroidスマートフォン購入回線では発行されるSIMカードの仕様が異なる。 IMEI制限や非公開APNなどの制約により、区分を超えたSIMカードの差し替えが難しい仕様となっていた。たとえば、ソフトバンクで購入したAndroidスマートフォンを使っていたユーザーが中古のiPhoneを別途購入した場合、自分でSIMカードを差し替

    ソフトバンク、iPhone/Android用SIMカードの制限を廃止へ SIMフリー機への差し替えも可能に
  • 新型コロナが免疫を回避して感染を持続させるメカニズム、北大が解明

    北海道大学(北大)は11月16日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が免疫系から逃れ、感染を持続させるメカニズムの解明に成功したと発表した。 同成果は、北大 大学院医学研究院の小林弘一教授らの研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 新型コロナウイルスのような感染症を引き起こすウイルスは、その免疫系から逃れる手段を持っており、感染して宿主の身体の中で増えることが可能であることが知られている。 生物には、ウイルスなどの病原体から、身体を守るための免疫システムが存在しており、感染した細胞を発見すると、その細胞を破壊することでウイルスの増殖を防ぐ免疫細胞「細胞障害性T細胞」などが知られている。この細胞障害性T細胞は、感染細胞の表面に出てきたウイルス抗原を見つけると、それを目印として感染細胞の破壊を行うが、ウイルス抗原を見

    新型コロナが免疫を回避して感染を持続させるメカニズム、北大が解明
  • VIVE Flowを体験してきた! メガネなしで使える手軽なVRデバイス

    HTC NIPPONは11月11日、新型VRデバイス「VIVE Flow」を発表しました。先日グローバル発表されており、今回日国内向けの投入が決まった形です。単体で手軽に利用でき、VRコンテンツへのアクセスをかんたんなものにすることを目標にしているとのこと。 発表に先んじてメディア向けの体験会が行われたので、今回はこの体験会についてお送りします。ざっくりとまとめると、かなり手軽に使えるよう配慮されており、肌に当たる部分は取り外しての手洗いも可能。メガネなしに使える珍しい機構も備え、なかなか個性的な一台に仕上がっていました。 VIVE Flow VRをもっと身近にするデバイス VIVE Flowは、これまで同社が手掛けてきた超高性能なVRゴーグル「VIVE Pro 2」や「VIVE Focus 3」とは違い、手軽に利用できることを念頭に開発されています。旧Facebook社がMetaへと社

    VIVE Flowを体験してきた! メガネなしで使える手軽なVRデバイス
    kaos2009
    kaos2009 2021/11/11
    “ダイヤル調整によって“ある程度”視力を補正可能” 0.1以下は無理そう
  • 25年前、日本のとある村だけで配られた幻のMac「FM-A71」の正体を追え!

    1996年、当時日一インターネット普及率の高い村があった。このとき、住民に配布された端末の中に、Macファンの多くが知らないであろう専用機種があったという。おそらく相当マニアックなMacファンの間でも知られていないであろうこの謎の機種について迫ってみた。 Macなのに「FM」…? 事の発端は、Mac業界の重鎮・林信行氏による、6月30日のTwitterでの呟きだった。 今日26周年らしい。世界中で富山県山田村の人しか持ってないMac。まだ現存しててeBay出したらどれくらいの値がつくのだろう?私は当時のアップルCEOアメリオに提案メール書いたらすぐに検討すると返事きた。それと別に日のアップルでも検討してた。 何かイベントやろうと @hokayan に言われてた pic.twitter.com/XwmwqCqCJf — Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) June 30,

    25年前、日本のとある村だけで配られた幻のMac「FM-A71」の正体を追え!
    kaos2009
    kaos2009 2021/07/05
  • 中国のロケット落下問題、“正しく理解し、未来に活かす”ために大切なこと

    中国が打ち上げた大型ロケット「長征五号B」の機体の一部が、2021年5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しだ。 同様の事態は昨年5月にも起き、このときは燃え残った破片が、西アフリカのコートジボワールに落下したとみられている。今回もまた、破片が地表に落下する可能性がある。 人などに当たる可能性はきわめて低く、決してパニックになる必要はない。しかしこの問題は、今後を見据えて、中国、そして世界が考えなくてはならない課題を、私たちに突きつけている。 中国が4月29日に打ち上げた大型ロケット「長征五号B」。このコア機体(中央下半分)が、5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しとなっている (C) CASC 長征五号Bロケットと問題の背景 地表に落下する可能性が取り沙汰されているのは、中国が4月29日に打ち上げた「長征五号B」という大型ロケットである。中国の宇宙ステーションのコア・モジュール「天和」を搭

    中国のロケット落下問題、“正しく理解し、未来に活かす”ために大切なこと
    kaos2009
    kaos2009 2021/05/08
  • 日本企業を狙うサイバー攻撃集団「Tick」とは何者か?

    三菱電機は1月20日、サイバー攻撃を受けて、個人情報や機密情報が流出したおそれがあると発表した。不審な挙動を認識したのは2019年6月とのことで、攻撃者の侵入を受けてから、半年以上が過ぎている。なお、現在は、外部からのアクセスを制限するなどの対策が講じられているようだ。 同社から正式な発表はないが、一部では、今回の情報流出について、中国系のサイバー攻撃集団「Tick」の仕業と報じている。「Tick」とは、一体、何者なのだろうか。トレンドマイクロ、パロアルトネットワークス、SecureWorks、JPCERT/CCが、「Tick」に関する資料を公開しているので、これらを基に「Tick」について整理してみたい。 2016年に存在を確認 「Tick」については、2016年にシマンテックが初めて、続いてラックがレポートを公開したという。両社のレポートでは、「Tick」がDaserfというマルウェア

    日本企業を狙うサイバー攻撃集団「Tick」とは何者か?
    kaos2009
    kaos2009 2021/04/22
  • 「Apple Pay」で複数のSuica/PASMOを使い分けできるってホント!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

    ハウツー 「Apple Pay」で複数のSuica/PASMOを使い分けできるってホント!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ お店のレジ付近から「支払いはApple Payで」というやり取りが聞こえてくること、珍しくなくなりました。キャッシュレス化が急速に進む現在、邦スマートフォン市場において高いシェアを持つiPhoneのこと、その非接触決済サービスであるApple Payの利用者が少ないはずもありません。 Apple Payを利用するためには、iPhoneに標準装備の「Wallet」アプリにApple Pay対応の電子マネーやクレジットカードを登録する必要があります。2者の関係は文字どおり財布とお金、Walletアプリから電子マネーやクレジットカードという"お金"を取り出すしくみがApple Payなのです。 そしてその"お金"の代表格が、ここ日では「Suica」と「PASM

    「Apple Pay」で複数のSuica/PASMOを使い分けできるってホント!? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
  • 『シン・エヴァ』のリモート制作を支えたシステム&ツール - カラーが考える「アニメのデジタル化」

    2021年3月8日から公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下、シン・エヴァ)。作は新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言のもと、その終盤においてはリモート環境で制作が行われた。しかし、公開の迫るアニメ映画をリモートで完成させるのは並大抵のことではない。 講演「スタジオカラーのこれからのシステムづくり(仮)」の内容をお届けする。タイトルの(仮)は、登壇者のカラー・鈴木慎之介氏が立ち上げに携わった「ニコニコ動画」のβ版以前の初期名称に由来している 制作環境を構築するため、制作会社であるカラーは、大規模なシステムの強化やインフラの整備を実施。この制作環境構築プロジェクトで主導的な役割を果たしたのが、カラー 執行役員 技術管理統括の鈴木慎之介氏だ。 3月13日、アニメ制作におけるデジタル作画、関連技術をテーマとしたフォーラム「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォー

    『シン・エヴァ』のリモート制作を支えたシステム&ツール - カラーが考える「アニメのデジタル化」
  • 理研、“不気味な遠隔作用”こと「量子もつれ」に関する新たな法則を発見

    理化学研究所(理研)は3月8日、量子力学に従う多粒子系(量子多体系)が有限温度下で示す「量子もつれ」に関する新たな法則を発見したと発表した。 同成果は、理研 革新知能統合研究センター 汎用基盤技術研究グループ 数理科学チームの桑原知剛研究員、独・マックス・プランク研究所のアルバーロ・アルハンブラ研究員、米・カリフォルニア大学バークレー校のアヌラーク・アンシュ研究員らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、米物理学会が刊行する学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。 量子力学に従って運動する多数の粒子系(量子多体系)は、一般的に「量子もつれ」と呼ばれる奇妙な相関を持つ。量子もつれとは、かのアインシュタインですら「不気味な遠隔作用」と呼んで敬遠したとされる、不思議な物理現象だ。どのように不思議なのかというと、2つの粒子の間で距離や光の速度も無視して、一瞬にして情報

    理研、“不気味な遠隔作用”こと「量子もつれ」に関する新たな法則を発見
  • 新型コロナによる嗅覚障害は正常に戻らない可能性がある、東大が確認

    東京大学は2月2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のモデル動物を用いた研究で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のウイルス量にかかわらず、感染後数日で広範囲にわたって、鼻の奥にある匂いを感知する部位である「嗅上皮」が脱落することを明らかにしたと発表した。また、大部分の嗅上皮は感染後21日で正常厚になることも見出したが、正常厚に戻らない場合があることも発表された。 同成果は、東大医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の浦田真次届出研究員(米・テキサス大学医学部ガルベストン校 耳鼻咽喉科 博士研究員兼任)、同・岸めぐみ届出研究員(テキサス大医学部ガルベストン校 病理学 リサーチアソシエイト兼任)、東大大学院 院医学系研究科 外科学専攻 耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学の山岨達也教授(東大医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 科長兼任)、テキサス大医学部ガルベストン校病理学の

    新型コロナによる嗅覚障害は正常に戻らない可能性がある、東大が確認
  • 名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功

    名古屋大学(名大)は1月12日、旧人と新人というふたつの人類集団の空間分布動態を表現すると同時に、集団間の資源競争による人口密度の変化を示す数理モデル「生態文化分布拡大モデル」を用いた人類進化史の説明に成功したと発表した。 同成果は、名大博物館・大学院環境学研究科の門脇誠二講師、明治大学 総合数理学部の若野友一郞教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、科学誌「Quaternary International」にオンライン掲載された。 ここ最近10年間の人類進化史の研究における進展はめざましく、現在の中学校や高校の歴史や生物の教科書が追いつかない状況となっている。それら教科書では、我々ホモ・サピエンスこと新人は、ネアンデルタール人などのさまざまな旧人よりもあとに登場し、より発展した文化を最初から持っていたと説明されている。しかし、もはや大きな更新が必要だという。 まず新人の登場時期が、約3

    名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功
    kaos2009
    kaos2009 2021/01/16
  • 東北大、ペルム紀末に起きた史上最大の生物大量絶滅の原因の証拠を発見

    東北大学は11月9日、新しく開発した指標により、地球史上最大の生物絶滅事象とされる約2億5000万年前のペルム紀末の大量絶滅と、その前に起きた陸上生態系崩壊の原因は大規模火山噴火であるとする確たる証拠を発見したことを発表した。 同成果は、東北大大学院理学研究科地学専攻の海保邦夫教授(現・東北大学名誉教授)らの研究チームによるもの。詳細は、米国地質学会が刊行する「Geology」に掲載されるに先立ち、電子版に掲載された。 地球上の生命は約40億年前に誕生したとされ、それから現在までの間に、全生物の大半が絶滅する大量絶滅が5回起きたとされ、「ビッグファイブ」と呼ばれる(6回起きたと数える研究者もいる)。 約6500万年前に巨大隕石の衝突で恐竜を初めとする多くの生物が絶滅したときは、地球上の全生物種のうちの約70%が滅んだとされる。しかし、それは“まだ少ない方”で、ビッグファイブ中で最大の被害を

    東北大、ペルム紀末に起きた史上最大の生物大量絶滅の原因の証拠を発見