[ロンドン 27日 ロイター] - 最新の国際調査によると、日々の運動不足によって世界で生じる医療や生産性のコストは年間675億ドル(約7兆円)に上るが、1日1時間の運動を行うことでその大半は解消される可能性があることが分かった。 また、運動不足による年間の死者数が世界で500万人以上との試算も示された。 調査は100万人を対象に実施。 調査を行った研究チームによると、座りっぱなしの生活は心臓疾患や糖尿病、がんのリスクを増大させる一方、早歩きなどの軽い運動は1日8時間以上座る生活に関連した早死にリスクの増大を抑える効果が期待できるという。 調査に参加したケンブリッジ大学のUlf Ekelund教授は、世界保健機関(WHO)が健康維持のために推奨する運動量「週に150分以上の中程度の運動」はおそらく十分でないと指摘。世界の大人の4分の1はこの運動量さえ満たしていないという。 同教授は1日1時
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