米アラスカ航空が運航していたボーイング製旅客機「737MAX-9」の機体から飛行中に「ドアプラグ」と呼ばれるパーツが吹き飛んだ1月の事故で、米運輸安全委員会(NTSB)のジェニファー・ホメンディ委員長はボーイングに「品質管理の問題」があると指摘し、同様の事故は「再び起こり得る」と述べた。 ボーイングに対しては批判の声が高まっている。 NTSBが6日に公表した事故調査の暫定報告書によると、事故機にはドアプラグを機体に固定するボルト4本がもともと取り付けられていなかった。 ホメンディは、同様の問題が再発する可能性はあるとCNNに語り、「こうしたことを二度と起こさないため」にNTSBは存在すると強調。ボルトを欠いた状態の機体がアラスカ航空に納入される事態は「あってはならなかった」とした。 また、ボーイングには「品質保証」と「品質管理」の問題があると示唆し、同様の事故の再発を防ぐため「現在調査を行