前回大失敗した自作アポダイゼーションフィルタでボケ味を改善する作戦だが、もっと手軽に、黒色紙に穴を開けてグラデーション風の光量漸減を実装してみた。 前回の実験でわかったことは、M.Zuiko 45mm F1.8の前玉の前に遮光板をつけると絞りとほぼ同様に機能するということだ。絞りの開口部がボケの形を決定するので、遮光板に空ける穴の形もボケの形を決める。よって、遮光板がグラデーションになっていればアポダイゼーションフィルタよろしく滑らかな淵のボケが得られるという作戦だった。スクリーントーンではその用をなさないということはわかったので、今回は代替策を考えてみる。 外付けアポダイゼーションフィルタ 天体望遠鏡のためのアポダイゼーションフィルタも市販されている。これを使えば最も良い結果が得られそうだ。しかし、受注生産なのでかなりお高いだろう。 ハーフNDフィルタを切って繋げて円にする 市販のハーフ