デザイナーがいくつか参考サイトをピックアップして、ディレクターやクライアントなどの非デザイナーへ見せた時に、その参考にしたポイントや意図がうまく伝わらないことがあります。これはデザイナー“ならでは”の視点が関係しています。そこで、参考サイトを探すときに『2つの箱』を用意して整理してみましょう。 なぜ、参考にした部分がうまく伝わらない現象が起こるのかというと、デザイナーが選んだ参考サイトの中には、『見せなくていい参考サイト』があります。 デザイナーは普段から情報をビジュアル化することに慣れているため、参考サイトから「こうなるだろう」というイメージをいくつも脳内変換できます。ですが、日頃からデザインに触れていない人たちにとってはどうでしょう。この脳内変換がデザイナーのようにスムーズにいくとは限りません。 だからこそ、参考サイトは非デザイナーがイメージしやすいものを見せるのが大切となってきます。