2月発売予定のアイドルグループ「AKB48」のメンバー河西智美さん(21)の写真集の一部が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反にあたる可能性があるとして、警視庁が発行元の講談社から事情を聴いていたことが、捜査関係者への取材でわかった。 問題となったのは、講談社が2月4日に発売予定だった写真集の中の1枚。上半身裸の河西さんの胸を男児が後ろから手で覆っているもので、1月12日の発売が延期された週刊漫画誌「ヤングマガジン」に写真集の告知として掲載予定だった。10日付のスポーツ紙にも掲載された。 児童ポルノ禁止法は、児童が他人の乳首などの性器を触る行為を描写した写真を「児童ポルノ」と定義しており、警視庁は、問題の写真が同法に違反する可能性があると判断。講談社が写真集の作り直しやヤングマガジンの発売延期を決定した後の11日午後に電話で事情説明を要請し、17日に同社広報担当者が同庁に赴いて撮影の経緯や