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評論とgameに関するkaratedouのブックマーク (6)

  • 愛でているのは「美少女の皮を被った俺自身」

    「私モテ」の話題の流れで鍵ゲーキャラの話が出たことで、萌えキャラの大きな変化を感じた。 私は鍵ゲーのキャラについて、一般男性受けの良い『南ちゃん』のような女の子像を思い切りデフォルメした結果、 やりすぎて『純粋な白痴』になったようなものだと感じている。 「女の子には、俺ら男とは全く違う『キレイな生き物』であって欲しい」という願望があらわれていたように思う。 賢さには、ずるさや打算がついてくる。それを徹底的に排した結果が白痴化なのだと思う。 しかし00年代、欲望について生々しい女キャラが増えた。 らきすたの泉こなたはエロゲーギャルゲーが大好きなキモオタ女だし、 俺妹の桐乃はエロゲー好きの変態で、黒は厨二病全開の深刻なコミュ障だ。 萌えキャラがユーザーの内面に歩み寄った、というより同化した。 「何もかもが俺とは違うキレイな女の子」を愛でていたのが、「美少女の皮を被った俺自身」を愛でるようにな

    愛でているのは「美少女の皮を被った俺自身」
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    顔に見える?最近「送水口」が気になるという話 「送水口」が気になる今日この頃 最近街中で気になる存在、それがこの「送水口」です。地上のフロアが7階以上あるビルなど、一定の条件を満たした建築物には設置が義務付けられているもので、火事が発生したフロアにただちに水を送るために使われるものです。ポンプ車…

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  • 物語の見る夢 - 仮想算術の世界

    ここ二日はひたすら『リトルバスターズ!』をやりこんだ。正直前半の時点では、Key&麻枝というブランド名の上にのっかっただけの凡作と思っていたのが、後半の怒濤の急転直下によって、あっさりその浅はかな思いこみは粉砕。度肝を抜かれたというか、まぁマジですごいです。 * 今回はネタばれ回避のためにも、ちょっと搦め手から書いてみよう。そもそもテーマ的にいうと、90年代の日のエンターテインメントというのは、総じて「学校」に対して強いこだわりを見せていた。これは漫画でも小説も同じことだし、初期のノベルゲームもその例外ではない。その理由は、90年代に少年犯罪が頻発し、「学校」の周辺に物語の磁場が強く形成されたということもあるが、それ以上に、そもそも学校という組織が、ともすれば虚構の相貌を覗かせたがる不気味な世界だったからだ。 たとえば、学校の教室はどれも同じつくりをしているのに、クラスが違えばまっ

  • 萌えオタの舌が肥えて、萌えキャラも味わい深くなっていった - シロクマの屑籠

    「萌えキャラ」の発展を砂糖菓子に喩えるお遊び。 昔は、想像力を勃起させようにも、オタ達の想像力がまだ貧困だったから、あからさまな萌え属性(記号)が必要とされた。少なくとも、自分の力で想像力を純化・膨張させられない程度のオタクにとってはそうだった。だが、今のオタク達はよく訓練されているので、露骨な萌え台詞がなくても十分に想像力を汲み取ることが出来るし、萌え記号がどぎつすぎればかえって辟易してしまう。この変化によって、キャラクターのディテールに拘った造型が可能となったし、味わいも深くなった、と言える。この変化を砂糖菓子に喩えて遊んでみる。 1990年代前半頃、人気キャラクターの内に萌える属性という成分が発見された時はまさに「砂糖の発見」のようなもので、砂糖の如き珍重品を、精錬のまだまだ甘いキャラクターから個々人が一生懸命精錬して萌えていた。キャラクターの凹凸などの不純物を取り除くのも大変だった

    萌えオタの舌が肥えて、萌えキャラも味わい深くなっていった - シロクマの屑籠
  • s2

    「太宰治の「人間失格」を読む人間には二種類しかいない。 この書物を読んで自分には関係ないという人間と、ここには俺がいる!と叫ぶ人間と。」 うろ覚えだが有名な言葉だったように思う。 だがこのことは多かれ少なかれどの書物、あらゆる物語にも当てはまるのではないか。 もちろんこの「CROSS†CHANNEL」にも。 「人間失格」を持ち出して唐突に思われる読者もおられるかもしれない。 しかし、こと主人公に関しては人間不信な点、それが極度のはにかみに由来するという点、結果人に対して道化を演じてしまう点など類似点が多い。 だとすれば、こうした問いを立てることは無意味ではあるまい。 この「CROSS†CHANNEL」に対して、美少女ゲーム版「人間失格」にとって 自分はどっちの人間だろう。 「太宰治の「人間失格」を読む人間には二種類しかいない。 この書物を読んで自分には関係ないという人間と、ここには俺がいる

  • 交差するモノたち―そしてそのカタチ― - tukinoha’s blog

    群青学院放送部は、既に崩壊しきっていた。夏休みの課題としたラジオ用アンテナの組み立てに参加するのも、部長ただ一人。 たった8人のメンバーなのに、近づいては傷つけあってしまう。ハリモグラのように。だから離れた。そして、放送部はバラバラになった。 それでも、主人公の黒須太一は理想的なエンディングを目指して動いた。そのためのルートは複数用意されている。全員をまとめて和解させるのか、一人ひとり誤解を解くのか、それとも、切り離すのか。無数の試行錯誤を経て、群青学院放送部―CROSS†CHANNEL―が第X回目の放送を開始した。 クロスチャンネル ~To all people~ 通常版 出版社/メーカー: キッド発売日: 2004/03/18メディア: Video Game購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (25件) を見るFlyingShineのキセキ、CROSS†CHANNEL

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