Some rights reserved by boellstiftung 「フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み」をやっと読みました。フューチャーセンターという言葉もよく聞かれるようになり、注目度が日増しに高まっているように思います。ワークショップや、対話、イノベーションといったワードに関心がある方は耳にしたことがあるかと思いますが、簡単にフューチャーセンターについてまとめてみようと。 始まりは知識経営(ナレッジマネジメント) フューチャーセンターという言葉を最初に用いたのはスウェーデンのレイフ・エドビンソン教授という人物。北欧では海外からの投資を呼び込むために知的資本経営に力をいれており、大きな資本を持たない国であるため、働く人の知識や質、未来のポテンシャルを高めていく方向に力を入れていました。そんな中、知識経営の第一人者であるレイフ教授が「未来の知