図0. 地球に衝突する小惑星の想像図(直径10km) 最近、ロシアの大火球で1000人以上の負傷者が出た。直後に小惑星2012 DA14が地球をニアミスするなど天が慌ただしい。 天体衝突は小さな天体でも巨大な擾乱を引き起こす。生み出された衝撃波の威力に驚いた方も多いだろう(図1)。原子爆弾と同程度のエネルギーが解放されたが、高高度で爆発したため数十キロ圏に薄まった影響で済んでいる。 居住地に落ちることは珍しいが、今回の衝突は20年に1回くらい地球のどこかで起きている。日本に限定するなら20000年に1回くらいの事象だろう。*1 図1. 爆風の強度 (上) 響き渡る衝撃波の轟音 (下) 音はないが、物を吹き飛ばして屋内に吹き込む爆風の強さがみてとれる。この風の強さから衝撃波のエネルギーを類推することが出来る。 天体衝突は流れ星から大量絶滅まで幅広いが、ハザードの規模やリスクについて大まかに触
ロシア南部チェリャビンスク州に落下した隕石について、米航空宇宙局(NASA)は15日、大気圏突入前の重さは約7千トン、直径は約15メートルとの推計を発表した。1908年にシベリアに落下して森林をなぎ倒した隕石以来の大きさで、直径は地球近くを日本時間16日未明に通過した小惑星「2012DA14」の3分の1だった。 小惑星の地球最接近と重なったこともあり、被災地などでは新たな隕石落下への不安の声も出ている。 NASAの分析によると、隕石は火星と木星の間にある小惑星帯から飛来し、秒速18キロで大気圏に突入。ロシア南部の上空20~25キロで爆発して幾つかの破片に分かれ、広島型原爆の20倍近い300キロトンのエネルギーが衝撃波として放出された。(共同)
東京都交通局と東京メトロは15日、地下鉄九段下駅(千代田区)で一昨年から進めていた都営新宿線とメトロ半蔵門線のホーム間の壁撤去が完了し、3月16日から乗り換え時の改札が不要になると発表した。 ホームは隣り合っているがこれまで壁のために必ず階段を上って改札を通過しなければならず、猪瀬直樹知事が“バカの壁”と呼んで撤去を提起。約12億円(都負担約5億円)をかけホーム約200メートルのうち約90メートルの壁を取り払った。 同時に都営新宿線岩本町駅とメトロ日比谷線秋葉原駅(同区)の乗り換え割引適用も始まり、定期代は15%引きに。都営三田線・大江戸線春日駅とメトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅(文京区)、都営新宿線・メトロ南北線市ケ谷駅(千代田・新宿区)では、両社の構内の通過が可能となる。 猪瀬氏は15日の会見で「全て経営統合に向けた一里塚にすぎない」と強調。一元化への工程表を作るため「社外の専門家を含め
ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州周辺で15日あった隕石落下で、ロシア内務省によると同州の3カ所に破片落下の痕跡が見つかった。人口密集地への落下は免れたが衝撃波で大気が激しく振動。チェリャビンスク市によると、割れたガラスの破片による切り傷などで725人が市内で手当てを受けた。非常事態省によると、各地で112人が入院した。死者はいなかった。 ロシア地理協会チェリャビンスク支部の解析によると、隕石は低空突入の圧力のため高度70~30キロで3回爆発した。白い閃光を広範囲に放ち、爆発音はやや遅れて響いた。最初の爆発が最も大きかった。南東から北西に向け白煙を引いて空を横切りながら、地上に対し45度の角度で落下した。 ロシア宇宙庁によると、隕石は秒速30キロで空を横切った。チェリャビンスク州によると、州中部のチェバルクリ近郊の湖に張った氷に、隕石落下によるとみられる直径6メートルの穴が見つかった
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JR旅客6社は15日、全国の観光地に設定されたゾーン内を自由に乗り降りできる割引券「周遊きっぷ」の販売を3月31日で終了し、全廃すると発表した。 国鉄時代から販売されていた「周遊券」の仕組みが複雑だったことなどから、周遊きっぷは平成10年に67ゾーンの設定で販売が始まり、14年度には約13万枚を発行。しかし売り上げの落ち込みとともに周遊ゾーンも次々廃止され、23年度の売り上げは約4万8千枚だった。 周遊きっぷは現在、北海道や四国、九州など13の周遊ゾーンを設定して販売されており、出発地から片道201キロ以上離れたゾーン内の目的地までの往復運賃が2割引き(学生3割引き)となるほか、ゾーン内では新幹線をのぞいた特急や普通の自由席が5日間乗り放題となる。 出発地と乗り放題の区間が定められている「フリーきっぷ」、普通に乗り放題の「青春18きっぷ」、グリーン車が乗り放題となる中高年向けの「フルムーン
JR仙石線 15年全線復旧へ 震災教訓 踏切ゼロに 東北運輸局は13日、JR東日本が仙石線の陸前大塚-陸前小野間(6.4キロ)で計画する一部ルートの内陸移設を認可した。仙石線は東日本大震災で被災した高城町-陸前小野間(11.7キロ)の復旧工事に必要な手続きが全て整った。JRは同日、2013年度早々に工事に入り、15年中の全線復旧を目指す方針を明らかにした。 移設対象は、宮城県東松島市の陸前大塚駅東側から鳴瀬川橋まで。東名、野蒜両駅を高台の市街地復興土地区画整理事業地内に建設し、現行より約500~600メートル内陸側を走るようにする。両駅の設備は現在と同様にする。 移設に伴い、陸前大塚-陸前小野間は現行と比べ約1.2キロ短くなる。標高は現在の約2メートルから約22メートルに上がる。用地は東松島市が取得済みで、JRは最終的に買い取る。現ルートは線路撤去後に市に売却する方針。 7カ所あった
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