細工を施したMP3やMP4を使って任意のコードを実行される恐れがある。影響はバージョン5(Lollipop)までのAndroidを搭載した10億台あまりの端末に及ぶと伝えられている。 Androidのメディア処理ライブラリ「Stagefright」に極めて重大な脆弱性が見つかった問題に関連して、セキュリティ企業のZimperiumは10月1日、別のメディア処理ライブラリに新たに2件の脆弱性を発見したと伝えた。細工を施したMP3やMP4のビデオファイルを使って攻撃者に任意のコードを実行される可能性を指摘している。 Zimperiumでは今回見つかった脆弱性を「Stagefright 2.0」と命名した。影響はバージョン5(Lollipop)までのAndroidを搭載した10億台あまりの端末に及ぶと伝えられている。 同社によれば、2件の脆弱性のうち「libutils」というライブラリの脆弱性(