JR九州の新幹線・在来線で走行試験を行うフリーゲージトレイン(軌間可変電車)新試験車両のプレス公開が19日に行われた。20日未明から走行試験もスタートしている。 新試験車両は、「FGT-9001」(1号車)・「FGT-9002」(2号車)・「FGT-9003」(3号車)・「FGT-9004」(4号車)の4両編成。新幹線(標準軌1,435mm)・在来線(狭軌1,067mm)の両区間で走行可能とされ、軌間変換装置にて車輪のロックを解除し、ガイドレールに沿って車輪が移動することで、左右の間隔を自動的に変換できるという。 プレス公開はJR九州の熊本総合車両所で実施され、車両外観のほか、運転室と2号車車内も公開された。とくに台車への関心が高く、カメラを向ける関係者の姿が多く見られた。 新試験車両の車体は「新在直通運転」に対応したサイズ 公開に先立ち、国土交通省、鉄道・運輸機構、JR九州による概要説明