タグ

ブックマーク / artscape.jp (59)

  • アイチのチカラ!:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

    会期:2013/11/29~2014/02/02 愛知県美術館[愛知県] 戦後の愛知県おける美術史を振り返った展覧会。同館のコレクションから130点あまりが展示された。戸谷成雄や奈良美智、杉戸洋、安藤正子といった愛知県にゆかりのある美術家の作品をはじめ、片岡球子や中村正義の破天荒な日画、舞妓を丹念に描いた鬼頭鍋三郎の油彩画など、見るべき作品は多い。 都市の美術史を編纂する重要な契機となるのは、公募団体と美術大学、そして美術館である。こうした諸制度は、美術家や鑑賞者、学生が集まる美術の現場になりうるからだ。事実、展も1946年の中部日美術協会の結成にはじまり、1955年の愛知県文化会館美術館の開館、そして1966年の愛知県立芸術大学開学などを歴史の動因としていた。 だが、展には決して見過ごすことのできない重大な欠陥が2つあった。それは、展示された作品が「絵画」に偏重していることと、歴

    アイチのチカラ!:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape
    kasuho
    kasuho 2014/01/16
    「コレクションの主体を曖昧にするような言い方は、無責任というより不誠実と言わざるをえない」
  • 「想像しなおし」、「うわさプロジェクト」:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    この1、2年、年始の展覧会詣では福岡市美術館が定番となっている。昨年は「福岡現代美術クロニクル」展、今年は同じく1月5日に開幕した「想像しなおし」展のアーティスト・トークで新年のスタートを切った。 年末年始、クリスマスも正月もなく、ひたすら展示作業が続けられていたという同展は、狩野哲郎、川辺ナホ、大西康明、手塚愛子、山高之、山内光枝のいずれも30代の若手によるグループ展である。テッサ・モーリス=スズキ『批判的想像力のために』(平凡社、2002/2013)に借りたという、一風変わった展覧会タイトルは、現状を疑い、別の可能性を模索する態度を「想像しなおし」ととらえ、身のまわりにあるさまざまな枠組みを疑い、それらに新たな視点や地平をもたらす6人の作家たちの仕事に共通する“述語”として提示されている。 初日のアーティスト・トークでは参加作家全員が揃った 冒頭の大西康明のロープと接着剤を用いたイン

    kasuho
    kasuho 2014/01/16
  • 中原浩大──自己模倣:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    中原浩大の展覧会が岡山県立美術館で開催された。同展は、あいさつ文にもあったように「中原浩大の公立美術館における初の大規模な個展」ということになるのだろう。実際、公立に限定せず運営形態を問わずとも、中原浩大の芸術を検証する大規模な展覧会はこれまで開催されてこなかったと言えるだろう。 中原浩大は、80年代中頃、いわゆる「関西ニューウェーブ」と称された、西日における「表現主義的」と取り敢えず形容できるような動向の中心にいた作家であり、その後も、レゴを用いた巨大な彫刻作品、果物を串刺しにした作品、フィギュアモデルを用いた作品など、ポストモダンを体現するような作品を作り続けてきた。そして、90年代初頭までは活発に発表活動を続けていたものの、90年代中頃以降は目立った活動がなくなったというあたりが一般的な認識ではないだろうか。これは、私的な観点で精密ではないが1992年後半にレントゲン藝術研究所で開

    kasuho
    kasuho 2013/12/20
  • 美術作品による歴史との対話──アーツ前橋開館記念展「カゼイロノハナ」レビュー:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    10月26日、群馬県前橋市に「アーツ前橋」がオープンした。繁華街の中心にあった西武百貨店の店舗をコンバージョンした美術館で、「創造」「共有」「対話」の3つをコンセプトに掲げている。前橋在住のアーティストを中心にした開館記念展「カゼイロノハナ──未来への対話展」(2014年1月26日まで)を訪ねた。 歴史との「対話」 「カゼイロノハナ」とは、前橋出自の詩人、萩原朔太郎の自筆歌集「ソライロノハナ」からとられたもの。赤城山から吹きつける厳しい「赤城颪」に鍛えられながら、この土地に創造の「花」が育ったことを詩的に暗示しているようだ。実際前橋には、朔太郎のほか、同じく詩人で詩集『死刑宣告』で知られる萩原恭次郎、市民科学を提唱した物理学者の高木仁三郎、作曲家の井上武士、植物学者の角田金五郎など、美術に限らず、数多くの異才が生まれている。展の大きな特徴は、2つある。ひとつは、そうした異業種に渡るクリエ

    kasuho
    kasuho 2013/11/18
    どういう展示なのか想像がつかなかったのだが、これを読んだら見てみたくなった。
  • アートワード – artscape

    「Artwords®(アートワード)」について これからのアートを読み解くために必須の用語として、artscapeが幅広い芸術・表現の分野から厳選した1,631語を収録。「現代美術用語辞典ver.2.0」を、これまでの「現代美術用語辞典ver1.0」と合わせて「Artwords®(アートワード)」という名称にいたしました。(掲載内容は1999年6月公開、2012年9月18日完全版リリースから、一部2014年、2020年に追加した情報です。現在の情報とは異なる場合があります。) 「Artwords®(アートワード)」について詳細

    アートワード – artscape
    kasuho
    kasuho 2013/06/21
    ラメルジーのこれとかはGothic Scriptから来ているのかしらん?よく分からない。
  • アートワード – artscape

    「Artwords®(アートワード)」について これからのアートを読み解くために必須の用語として、artscapeが幅広い芸術・表現の分野から厳選した1,631語を収録。「現代美術用語辞典ver.2.0」を、これまでの「現代美術用語辞典ver1.0」と合わせて「Artwords®(アートワード)」という名称にいたしました。(掲載内容は1999年6月公開、2012年9月18日完全版リリースから、一部2014年、2020年に追加した情報です。現在の情報とは異なる場合があります。) 「Artwords®(アートワード)」について詳細

    アートワード – artscape
    kasuho
    kasuho 2013/05/10
    こんな項目があるのね。
  • [シリーズ1:“美術”の現在形]「現代美術用語辞典 ver 1.0」から「Artwords(アートワード)」までの10年を振り返る[第2部]:トークシリーズ:「Artwords」で読み解く現在形|美術館・アート情報 artscape

    3. 戦後日美術を再検討する展覧会 ○「具体」──ニッポンの前衛 18年の軌跡(国立新美術館、2012) ○「日画」の前衛 1938-1949(東京国立近代美術館、2011) ○「TOKYO 1955-1970」(Moma、212) ○エイドリアン・ファベル『Before and After Superflat: A Short History of Japanese Contemporary Art 1990-2011』 ○尾崎信一郎「重力」展、「痕跡」展画 4. 戦争画 ○「会田誠」展 ○アジアのリアリズム展 ○鶴岡政夫 5. 境界領域の展覧会 ○増える建築系展覧会──石上純也、建築模型 ○「石子順造的世界──美術発・マンガ経由・キッチュ行」 ○「東京国際マンガ図書館」オープン ○メディア・アートの歴史化 6. アーカイブ、記録、インターネット ○展覧会図録の変容──長時間化と記録

    kasuho
    kasuho 2013/02/19
    第二部がアップされた。
  • 福岡現代美術クロニクル1970-2000、福岡市美術館リニューアル基本計画、大竹伸朗展:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    この文章がアップされるころには、「福岡現代美術クロニクル1970-2000」の撤収作業に入っている。はやいなあ、こないだ新年を迎えたと思ったら(笑)。ばたばたの展覧会準備だったけど、地元内外関係者には好評と絶賛をいただいている。坂顕子氏にも好意的に論じていただいてこちらもありがたい★1。「九州派以後」は福岡では標準語化したかも? 図録巻末の出品リストをご覧になるとわかるが、普通に展覧会を見ただけでは「見ることのできない作品」がいくつかある。実験映画とパフォーマンスである。実験映画のプログラム《パーソナルフォーカスアンソロジー(8mmフィルム)》および松俊夫・森下明彦・伊藤高志の作品(16mmフィルム)は、2月2日と3日に福岡県立美術館で上映された(そして10日には、宮田靖子、森下明彦各氏の解説付きで福岡市美術館でも上映)。高向一成によるガラスを割るパフォーマンスも、2日夕方より開催され

    kasuho
    kasuho 2013/02/19
    福岡市美の企画展の予算とか施設改修PFI導入?とか教育委員会管轄から外れたとか諸々ぶっちゃけられてる。
  • 東松照明のカラー写真──追悼・東松照明:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    戦後に活躍した写真家の一人、東松照明(とうまつ・しょうめい、1930-2012)への追悼文を甲斐義明氏にご執筆いただきました。 東松照明の訃報が年明けに伝えられると、アメリカ合衆国やヨーロッパの主要媒体が次々と追悼記事を掲載し、改めてこの写真家に対する世界的な評価の高さを実感させられた。東松の60年に及ぶ経歴は、1975年の『太陽の鉛筆』の出版を機に大きく転回したと言われている。それ以前の東松は、米軍基地や長崎の被爆者の生活などの題材を通して戦後の日、とりわけアメリカ合衆国の存在がそれに与えた影響を、クローズアップやモノクロームのコントラストといった写真表現上の技巧を駆使して、見る者の感覚に直接訴えるような形で映像化することを試みていた。これに対して『太陽の鉛筆』以降は、アメリカニゼーションのテーマを一旦棚上げし、むしろその影響に染まっていないと彼が感じた日各地の風景や文化を、カラー写

    kasuho
    kasuho 2013/02/16
  • 「現代美術用語辞典 ver 1.0」から「Artwords(アートワード)」までの10年を振り返る:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    artscape2013年新春号のフォーカスは、「Artwords(アートワード)」(「現代美術用語辞典 ver.2.0 β版」より改称)1,500項目突破を記念して行なわれた座談会の内容を掲載します。 この討議では、1999年に同辞典ver. 1.0を監修した暮沢剛巳氏と、2012年にver. 2.0の近・現代美術分野を執筆した足立元、沢山遼、成相肇の三氏により、辞典に収録された用語とそれらが生まれた時代背景を手がかりとしながら、この約10年間(1999-2012)の美術シーンを振り返っていただきました。号ではその前半部分をお送りします(後半は2月15日号にて掲載予定。おもなトピックは以下を参照)。 また、号では、新しくなった用語辞典「Artwords(アートワード)」とartscapeの各記事をリンクさせる試みとして「アートワード・マッチ」ボタンをリリースしました。重層的なコンテン

    kasuho
    kasuho 2013/01/21
  • シャルダン展──静寂の巨匠:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

    会期:2012/09/08~2013/01/06 三菱一号館美術館[東京都] 18世紀フランスの静物・風俗画家ジャン・シメオン・シャルダン(Jean Siméon Chardin, 1699-1779)の、日初の個展である。展示は初期の静物画、中期の風俗画、その後の静物画への回帰と、年代を追う構成。作品の大部分が日初公開である。静物画には、銀のゴブレットや中国磁器が描かれることもあるが、狩りの獲物である野ウサギ、銅の鍋や陶器の器、肉や卵、野菜などのように、ほとんどが非常に素朴で身近なモチーフばかりである。風俗画であっても描かれた女中や看護人の姿には、派手さは感じられない。画面に動きはなく、音のない空間が広がる。「静寂の巨匠」たる所以である。 図録では、シャルダンの生涯、同時代における評価や、忘却の時代、そして19世紀後期の再評価まで、美術史におけるシャルダンの位置づけが詳細に論じられて

    シャルダン展──静寂の巨匠:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape
    kasuho
    kasuho 2012/12/05
    エアシャルダン。
  • リアル・ジャパネスク──世界の中の日本現代美術:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    世界的な美術の動向や情報が瞬時に伝わり、価値が多様化した現在、国という単位で美術表現を括り、そこに共通する要素を見出しながら、新たに現われつつある動向を探るのは、もはや困難なように思える。かといって、社会や文化的背景からまったく自由な、インターナショナルなコスモポリタンを標榜するのも、なんだか違う。70年代以降に生まれた9名の日の作家が出品する「リアル・ジャパネスク──世界の中の日現代美術」は、そのタイトルからして、そうした問いに対するなんらかの答えを探るものと思われた。そして、多様で掴みどころがない“今現在”の日美術のある側面を確かに垣間見せており、興味深い展覧会であった。 南川史門、展示風景 五月女哲平、展示風景 佐藤克久、展示風景 南川史門、五月女哲平、竹崎和征、佐藤克久の4人の作家は、スペクタクルに、あるいは感覚的に直接身体に訴えかけるインスタレーションからは距離を置き、あえ

    kasuho
    kasuho 2012/09/05
  • 第6回:MAC交流会@前島アートセンター[レビュー]:Dialogue Tour 2010|美術館・アート情報 artscape

    この「Dialogue Tour 2010」と冠されてリレーされる、全国8カ所のアートスペースのあり様は、私が聴いた服部浩之氏のプレゼンテーションでもそのような発言があったが、「遊び」という点に共有可能な点を持っているのかもしれない。その「遊び」への指向は、このツアーの宣言文にもある、ユルいことの積極的肯定へとも繋がっている。そのようなユルさが、宣言文が語っているように「美術館やギャラリーへの対抗意識」が「希薄」であることによるものであるとして、ではそれは一体どういうことなのか。 コミュニケーションの前景化 それらのアートスペースおよびそこで生産される美術作品が指向しているのは、そこに集う人々がなんらかの「遊び」を共有することをうながす演劇的空間であるということであり、ならば自律的な作品のあり方とは極めて程遠いものになる。そのようなあり様は、紛れもなくポストモダンの時代である今日においては

    kasuho
    kasuho 2012/09/04
  • アクションなき「具体」──世界美術史の中の「ニッポンの前衛」(「『具体』──ニッポンの前衛 18年の軌跡」展レビュー):フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    1954年に吉原治良を中心に関西の美術家が集まって結成した「具体美術協会」(以下「具体」と記す)は、活動の場であった関西においては、よく知られてきた美術団体であり、美術館でもたびたび回顧展が開かれてきた★1。しかし、関東では、戦後日美術を振り返る展覧会の中で紹介されることが多く、単独の展覧会も開かれてはいるものの★2、活動の一時期のみを扱ったものであり、その活動全体を知る機会がなかったと言ってよい。国立新美術館の《「具体」−ニッポンの前衛 18年の軌跡》展は、そうした「具体」の活動の全容を東京で振り返る初めての展覧会である。 「具体」は、1972年に解散するまでの18年間、実に多様な活動を行なった。機関誌を発行し、野外や舞台で作品を見せ、大阪や東京だけでなく、ニューヨーク、トリノ、パリ等、海外でも展示を行ない、大阪万博にも参加した。初期は、物質、行為、身体、場等への関心を感じさせる作品を

    kasuho
    kasuho 2012/07/19
  • マックス・エルンスト──フィギュア×スケープ:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

    会期:2012/04/07~2012/06/24 横浜美術館[神奈川県] なんだろうこの展覧会。別に生誕(あるいは没後)何年という記念展でもないし、今年はドイツ年でもないし、いまなぜエルンストをやらなければならないのか、きっかけが見えない。もちろんそんな外的なきっかけなんかなくたって、学芸員がぜひやりたいと考えていい作品を集めてきたら、むしろそっちのほうが望ましいのだが、その点でもハンパ感が否めない。120点の出品作品のうち油彩画は30点のみで大半は版画。しかも版画は10点のシリーズでも1点と数えるから、実感としてはほとんど版画ばかりで、合間に油彩画がはさまってるという印象だ。出品は国内の美術館所蔵品が大半だが、そのなかで「いい作品」と呼べるのは、大阪市立近代美術館建設準備室の《偶像》と、京都国立近代美術館の《怒れる人々(訴え)》くらい。ほかの「いい作品」は、《期待》がミュンヘンのピナコテ

    マックス・エルンスト──フィギュア×スケープ:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape
    kasuho
    kasuho 2012/06/17
  • ロプロプはなにを教えるか──「マックス・エルンスト-フィギュア×スケープ──時代を超える像景」レビュー:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    マックス・エルンストは正規の美術教育を学ぶことなく、第一次大戦後ケルンでダダのグループを立ち上げたという。どういうことか。石膏デッサンによる事物の立体感の把握、明部と暗部の按配、カンヴァスにせよ紙にせよ、所与の枠中に事物をどのように配置するか、すなわちコンポジション、透視図法による均質な距離空間の設定、さらには絵具の性質に対する理解、さまざまな筆やパレットナイフの適切な選択といった、およそ絵画の基礎的な知識なしに、前衛芸術の表舞台に飛び込んだということだ。もちろん、そうしたいわば学校的な技術に卓越していることがそのまま画家としての身分を保証する時代はとうに過ぎ、仮にも芸術家を自認する以上は、なんらかの新機軸を打ち立てねばならない情勢ではあった。とはいえ、前衛と呼ばれる運動が、学校的な技術とまったく無関係に展開したのではないことも確かだ。たとえば、セザンヌの空間構成には面と線があっても点はな

    kasuho
    kasuho 2012/06/17
  • 美術/でないものへの目線と言葉──「石子順造的世界──美術発・マンガ経由・キッチュ行」展:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    1970年代、「低級芸術」「まがいもの」「悪趣味」「低俗なもの」として冷ややかに見られていた、銭湯のペンキ絵やマッチのラベル、あるいは「路上のガラクタの類」などを批評の対象として、独自の「キッチュ論」を展開した石子順造の世界が、府中美術館で開催中。石子順造の「キッチュ」およびその世界について、都築響一氏と、同展のキュレーター成相肇氏に語っていただいた。 先駆者としての石子順造 都築響一──僕は1970年代初期、高校生の頃に石子順造を読んでいました。ちょうどアメリカでもキッチュ論が話題になっていて、『ガロ』が好きだった高校生にとって、石子さんの「キッチュ論」はその日版のような気がしてすんなり受け入ることができたわけです。まあ、その後ずっとこの展覧会まで、石子さんは遠い存在でしたが。 今回の展覧会では、つげ義春の「ねじ式」の原画が見たいと思って来た人も多いんじゃないかと思いますが、僕は石子さ

    kasuho
    kasuho 2012/02/18
  • 中間地帯のポロック──「生誕100年 ジャクソン・ポロック」展レビュー:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    ジャクソン・ポロックの生誕100年を記念した展覧会「生誕100年 ジャクソン・ポロック」が愛知県美術館で開催されている。展は日初の回顧展として初期から晩期に至るまでのポロックの軌跡を概観する。愛知県美術館と東京都国立近代美術館を巡回。 盛期ポロック絵画の実験性 待望の回顧展である。ポロックの回顧展は、1998年に史上もっとも大規模な展示がニューヨーク近代美術館で開催されて以降は、2005年のグッゲンハイム美術館での紙の作品を特集した展覧会や、晩期の大作《ブルー・ポールズ:第2番、1952》に焦点をあてた02年のオーストラリア国立美術館での企画など、ポロックの多角的な制作に、どちらかといえば周縁的な事象から切り込んだものに限られていた。その意味で今回の愛知・東京での展覧会は、日、中東、アメリカ、ヨーロッパの各地のコレクションから作品を集めて行なわれる包括的な個展としてはほぼ10年以上の

    kasuho
    kasuho 2011/12/16
    沢山遼さん。
  • 2000年以降の日本各地のアート・シーンを振り返る──〈Dialogue Tour〉総括にかえて:Dialogue Tour 2010|美術館・アート情報 artscape

    ビルバオの戦略 鷲田──今日の鼎談に先立って光岡さんが書かれた論文「グローバル化の分光器としてのミュージアム」を読ませていただきました。グッゲンハイム美術館のグローバル戦略という文脈のなかで、特にビルバオでの事例に関心を持ちました。一般的に〈アメリカ化〉は〈文化の均質化〉とネガティブにとらえられがちなところをポジティブに読み替えようとされていることや、ビルバオにあるインフォーマルなカフェの役割の分析は、地方性ついて考えるうえで示唆に富むものでした。この論文を書かれた背景はどのようなものだったのでしょうか。 光岡寿郎──この論文の主題は、〈グローバリゼーション(Globalization)〉〈アメリカナイゼーション(Americanization)〉〈カルチュラル・ホモジェナイゼーション(Cultural Homogenization=文化の均質化)〉と言われる概念の混同と誤解を解きほぐすこ

    kasuho
    kasuho 2011/09/16
    AmericanizationすることでCastellanizaciónを避ける、パイス・バスコのグッゲンハイム誘致の例。
  • 絵画を支えるもの──画中空間、現実空間(国立西洋美術館「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」展レビュー):フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    国立西洋美術館で開催中の《レンブラント 光の探求/闇の誘惑》は、「黒い版画」「淡い色の紙」「キアロスクーロ」 という三つの言葉を中心に「光と影の巨匠」レンブラントの作品を再検討する試み。和紙刷り版画を通じ、レンブラントの時代の日蘭交流の一端も展示する。 揺るぎのないもの 3月11日14時40分頃、私は遅い昼のため上野駅ビルのラーメン店に入った。15分で店を出て、駅に沿った坂を上れば、国立西洋美術館での待ち合わせ、15時に間に合うという目算だった。「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」内覧会の招待状を持っていた友人に誘われていたのだ。 結果的に私は何もべず、強い揺れのなか店の外へ誘導された。広小路に面したビルが、上層で大きく揺れているのが肉眼で見えた。震源が仙台方面だと知り、つまり三陸の被害が激しくなると解ったのは、返金後それでも西洋美術館で友人と合流する直前、JR改札での情報だった。それ

    kasuho
    kasuho 2011/05/18