阪急電鉄グループ(本社=大阪市)は4月25日、渋谷文化村通り沿いにある旗艦店「ブックファースト渋谷店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-3770-1023)を今年10月中旬で閉店すると発表した。 同社によると、閉店は入居中のビルの建て替え工事に伴うもので、閉店後は近接するビルに新店舗を出店するほか、「新旗艦店」として新宿に売り場面積=1,000坪を超える大型店を開設する。 1998年6月、東急百貨店本店の斜め向かいにオープンしたブックファースト渋谷店は、渋谷駅周辺で最大の6フロア計約920坪の売り場を持つ大型書店として雑誌や専門書など約70万冊を取り扱ってきた。渋谷エリアでは2005年6月に駅近くの大型書店「大盛堂書店」が閉店するなど老舗書店の閉鎖が相次ぐ中、渋谷随一の「総合書店」を利用する客も多かった。 新店舗「ブックファースト渋谷文化村通り店(仮称)」は、大盛堂書店の閉店に続き同年9月に
葦書房有限会社 福岡市中央区赤坂3-1-2 第2大東ビル1F TEL092-761-2895 FAX092-761-2836 ashi@gold.ocn.ne.jp http://www1.ocn.ne.jp/~ashi/ 堤清二・義明氏への疑惑 16 青山ブックセンター倒産 東京の青山ブックセンター(以下、青山BCと略します)が倒産しましたが、同書店も文化犯罪の犠牲者です。わたしは東京在住中の3年間に、青山BCの本店(港区青山)や支店(六本木店、新宿店)にも何度も足を運んでいます。拙著の『柄谷行人論』や『文化ファシズム』の販売のための営業訪問です。初めての協力書店である芳林堂書店高田馬場店では最初に搬入した『柄谷行人論』30冊があっという間に売れたのに勇気付けられ、都内の主要書店はほとんど回わり、販売にご協力いただきました。葦書房の仕事を始めてから今日まで、一つの本を30
株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 書籍のほとんどをアマゾンで買うようになって早数年。たまに仕事場のビルの1Fに入っている書店に行きますが、目的とする本の売場に直行、買ったら直帰という感じです。書店で平積みを見始めたらキリがありません。 とは言いながら、先日、「生産現場のコミュニケーション課題」という非常にニッチな分野の資料を探すために、新宿三越アルコットに入居しているジュンク堂新宿店に行って参りました。ここは3月に増床を行い、日本一の品揃えになったそうです。 圧巻でしたね。すべてのアマゾンファンは新宿ジュンク堂に行ってみるべきです。あの物量!おそらく現在書店に出回っているほとんどの書籍が集まっている
2007年03月31日00:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 図書館に訊け! これを見て入手。 図書館に訊け! 井上真琴 わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「図書館に訊け!」は盗みがいがあるぞ「検索」ならぬ、情報「探索」の方法が盗める。しかも、調べ物のプロフェッショナル、図書館員の技が惜しげもなく開陳されている。 上記に偽りはない。が、一つ留意点がある。 この本の出版が、2004年8月であることだ。 本書「図書館に訊け!」は、プロの司書によるホンモノの図書館利用案内。合州国の司書の凄さについては、以前「404 Blog Not Found:図書感は図書館で磨かれる」でも書いたので繰り返さないが、本書で「日本の司書も実はスゴイ(人もいる)んです」ということがわかっただけで私には元が取れた。 目次 - 筑摩書房 図書館に訊け! / 井上 真琴 著より 図書館の正体と
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
この記事へのトラックバック アメリカの新聞事業に死亡宣告? Excerpt: Lifeの(再)廃刊に続いて、ティム・オライリー Tim O'Reillyのブログ記事SF Chronicle in Trouble?(サンフランシスコクロニクル紙にトラブル?)が大きな反響を呼んでい.. Weblog: social web rambling Tracked: 2007-03-29 10:04 廃刊LIFE誌の膨大な写真,ネット上で無料開放に Excerpt: すごいニュースだな、これ。LIFEが廃刊というのは昨日知ったけど、写真を開放ってのはびっくり。寄せ集めたらいろんな使い方が出来そう。 Weblog: ソーシャルニュースサービス - PixNews Tracked: 2007-03-29 11:07 LIFE廃刊、1000万点の写真が無料開放! Excerpt: 写真誌「LIFE」が廃刊に
前に、本の電子化の「あっち側」ってことで、電子化した画像(+OCRデータ)使って、何やりたいのか、ってのを少し考えた。 http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060814 一方、「こっち側」の話は、要はインターフェースの問題だよね。見やすいよーに、ってこと。でも、何度か言ってるけど、こんなのおもろくもなんともない。所詮、「みにくい」んだよね。どーんなにがんばったって。 だから、やっぱおもろいのは、「あっち側」。 そんで「あっち側」で、アメリカ(あたり)の優秀(かもしんない)頭脳がたーくさん集まって、血眼になって、何をゴソゴソやってんのか、っちゅうと、 「ある本に違う本を読ませて、自分の中の文章がどこに出てくんのか、自分の中の文章がどっから来たのかってのを探してる」わけ。そんなことして、何になんのか、ってのは、また近い将来詳しく見ていきたいけど、とりあえず、
深夜のシマネコBlog: 凄いというか なんというか 「丸山眞男をひっぱたきたい」…: 雪斎の随想録 受け皿がないと、なぜ行動できないのだろう - 風の旅人 編集便り 〜放浪のすすめ〜 「『丸山眞男』をひっぱたきたい」への応答 -論座2007年4月号- - 御託専科 http://blog.yomone.jp/kayano/2007/03/post_98c7.html 「論座」4月号の『「丸山眞男」をひっぱたきたいへの応答』にはかなりの衝撃を受けた。書店で読みながら思わず「うわぁ・・・」といううめき声をあげてしまったほどだ。その「応答」があまりに的外れかつ真摯さを欠いたものだったからだ。 元となる「論座」1月号に掲載された『「丸山眞男」をひっぱたきたい』に関してはこちらを参照して欲しい。 さて、今回の「応答」に関する感想なのだが、端的に言って、 赤木氏を引っ張り出してきた論座のことだ、主要
前回ちょっと脱線だったんで話を戻します。 半年ほど前に広報室というところに異動になったんです。そこでこの「ペイドパブ(paid publicity)」(略して「ペイパブ」なんて言ったりします)という言葉を知りました。 ペイドパブとは、「メディアにお金を払って正式な記事(番組)風のものを作って掲載して(放送して)もらうこと」です。よくスポーツ新聞とかで「本紙記者も大2枚・小3枚で大マン足!」とかいいながら温泉旅館の話が書いてあったりしますけど、あれです。もっとはっきり言っちゃえば「広告記事」ですな。 ふつう新聞や雑誌の記事、テレビの報道番組というのは専門の記者(たいていはメディア会社の社員)が、ニュースソースに取材に行き、自分の視点で記事を書き、それを編集者が取捨選択して見出しを決めて紙面に載せるわけです。ほとんどのマスコミは広告を載せていますから、記事内容についてスポンサーからの圧力という
売れなくなった雑誌が定期購読で立ち直るかなー? - in between days 404 Blog Not Found:雑誌は売れないのか売らないのか ペイドパブ中心の雑誌だと、企画内容が固まった時点(発売の半年前とか)で収益が確定します。 なので、正直部数はどうでもいいし、売れなくたって構わない。いや、むしろ刷る冊数を増やしてしまうとその分のコストはかかるし、返本のリスクはあるし、いいことは一つもありません。 LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」 作者: 岸田一郎出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/08/31メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (36件) を見るそんなことを元LEONの岸田一郎氏が上の本の中で言ってました。 極論を言えば出稿主に送る分だけ刷るのがベスト。さすがにそれでは詐欺なので、最低
読書, しごともう関係者の方々、読書人の方々も薄々気がついているのでしょう。そろそろ新書版「アタリショック」=供給過剰や粗製濫造により、ユーザーが新書に対する興味を急速に失い、市場需要および市場規模が急激に縮退する現象=がいつ起きても不思議でない情況になっていて、しかし出さないと書店の本棚を確保できないし、売れるうちに売っておけというような、もう誰も引き下がれないチキンゲームの様相なのでしょうか。 というのもここ最近に読んだ新書のうち、お金を出して良かったと感じるのが感覚的に約半数。筆者さんはいずれも著名で実績のある方々ばかりなのに、「う〓ん」というような粗製濫造感が、どうにもこうにも拭えない。踊る新聞屋〓。: [book]新書版「アタリショック」の足音が聞こえるこんなへっぽこ書店員でも気づいております。どうみても供給過剰。昨年からの創刊ラッシュで新書の棚がますます足りなくなり、ベストは半
Saturday, February 24, 2007 Library2.0、OPAC2.0--図書館におけるWeb2.0的な試み 先日2月14,15日に東京のお台場で開かれた第3回GLOBE-NIME国際セミナー に参加してきた。テーマは: 「学習コンテンツ国際共有流通のための新しい枠組に向けて:そのビジネスモデルと制約」 (New Frameworks for International Sharing and Distribution of Digital Learning Resources: Sustainability and its Constraints) で、各国の中心メンバーが集まって講演とディスカッションが行われた。 興味深かったのはディスカッションだった。学習コンテンツの共有流通の促進に取り組んでいる各国のメンバーの発言のなかで、Googleなどの動きやWikipe
いま業界で話題になっている「論座 3月号」(朝日新聞社)を買いました。 買った目的は、特集「『人文書』の復興を!」を読むためです。 ちょうど春からT大で、「実践メディア産業論(出版)」という講座を担当することになり、同特集に登場する方の本なども読んでいたところでした。 だがしかし……。同特集を読んで、ちょっと拍子抜けしました。 以下、記事の短評を。 ■柄谷行人 「可能なる人文学」 どうして柄谷さんに人文書の「いま」について語らせるのか、その意味がよくわかりません。ネームバリューを狙ったのかなあ。いろいろ書いてあるけど、「これはダメ」と書いたうえで、「でも仕方がない」の繰り返し。そうやって留保しまくったうえで書かれた内容は、ごく常識的なもののような気がするのは、私だけなのでしょうか!? ■長谷川一 「パブリッキングPUBLICingとしての出版」 長谷川さんは、この特集で唯一、起用された「若
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