[読書] 田島正樹『読む哲学事典』(講談社現代新書、5月21日刊) 田島正樹氏の新著が出た。私のブログにもよくコメントをくださるtajima氏である。本書は、「一人で執筆した」哲学事典であるが、さまざまな問題相互の連関がよく見える優れた書物になっている。田島氏は、現代イギリスの哲学者マイケル・ダメットの系譜に連なる「反実在論」の立場に立つ哲学者である。「反実在論」とはいかなるものかを説明するのは難しいが、本書を読むと、「反実在論」の視点というものがよく分かる。 本書の中心となる”問い”は、この世に「新しいものが生まれる」とは何か、いや、もっと正確に言えば、「新しい意味が生成する」とはいかなることか、という問題である。これは簡単なことのようで、実はそうではない。というのは、何かが「生まれる」というのは、そこに因果関係の理解が入っており、生み出された結果は、それを生み出した原因によって、結果と
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「国立国会図書館データベースフォーラム」開催 創造的破壊という言葉を美術の文脈で使うことがあるが、国立国会図書館(NDL:The National Diet Library)が、国立から事業の採算性を求められる独立行政法人化(独法化)するという噂を耳にしたときは、少々あせった。破壊が創造に向かわず、ゆるやかに破壊の一途をたどるのではないか、国の骨格が気づかぬうちにくずれていきそうな危機感を感じた。国立の独法化への移行をすべて危惧してはいない。 2001(平成13)年に独法化した東京国立博物館では、意欲的な事業展開や情報化への取り組みなど、外部評価を受け入れる風通しのよさそうな軽やかな変身ぶりは、さすが東博と思わせるものがある。 2005年10月には、東京・京都・奈良と並ぶ、独立行政法人国立博物館4館のひとつとして、九州国立博物館が、福岡・太宰府天満宮を抱くように広大なスケールで開館した。“
■不気味な手 Speaking With Hands: Photographs From The Buhl Collection 作者: Jennifer Blessing出版社/メーカー: Solomon R Guggenheim Museum発売日: 2005/01/01メディア: ペーパーバック クリック: 12回この商品を含むブログ (5件) を見るシュルレアリスムの手論文を読む。人間は動物とは違って手を使う動物であり、その意味で人間の手は人間的性格を備えた身体の一部である。そのような手をシュルレアリストたちは文学的、視覚的な方法によって切断していく。それは(ゾビチェックが指摘している)頭を切断するのと同じように、理想的な身体というものを破壊することを意味している。その結果シュルレアリスムの手は、フロイトの言うような不気味なものとして、全体的な身体の一部としてみなされるのではなく、
書店で無料でしか手に入らないチラシ「これから出る本」にコラム「本の周辺」があって、そこに、展覧会図録についての提言があった。 樺山紘一「ミュージアム・カタログを市場に」『これから出る本』(2007.1上期)p.7 これを要するに、 図録は価値があるのに書誌コントロールが及んでないし、公共図書館にもないが、 ほかのイラスト付きの出版物とくらべると、かなり安価。つまり絶対のお買い得 という。現在、西欧では5000円程度はするのに、日本では2500円程度だと。 けど、樺山先生がいうには、 まるで地下出版のように、世間の眼をはばかるように流通している。(略)〔けど古書市場にはあり〕不自然きわまる。ここらで抜本的な改革が必要だろう。つまり、専門のミュージアム図録販売店をつくる。 樺山先生、いま印刷博物館長やってるとのことだけど… 部下にはみせたのかなぁ? だってわちきの理解では、展覧会図録はまさしく
岩波文庫80年に見る「古典」の変遷 2007年01月03日 「岩波文庫」が創刊80周年を迎えた。昨年末からは、創刊時のラインナップ23冊を復刻したセット「岩波文庫創刊書目」が発売されている。付録は、広告が掲載された東京朝日新聞1面のコピー。「こゝろ」「櫻の園」「實踐理性批判」といった「古典」が並んでいる。 広告が掲載された東京朝日新聞1面 「当時から思えばさほど古典でもない明治の作品が多いですね。最近は追っかけが足りていないようです」と編集長の塩尻親雄さんは苦笑する。 古典文庫である岩波文庫の新刊のめどは出版から30年。しかし、20世紀の作品はあまりない。後半はほとんどない。 この10年ばかりの傾向は「茶の本」(岡倉覚三著)、「風土」(和辻哲郎著)といった日本文化に関する作品が読まれるようになっている。また映画化の効果か、「高慢と偏見」や「エマ」のジェーン・オースティン、「ある婦人の肖像」
ぶっちゃけ私は利用者にとって使いやすいなら公立公営でも公立民営でも公立で一部民間委託でも、運営形態はなんでもかまわないと思う。ただ民営だと経営が厳しい場合どうしても撤退ということが出てくるし、指定管理者制度の場合は数年ごとに見直しがあるから長期的な事業プランは立てにくいだろう。長期的な計画立てても2年後に他の事業者と交代させられたら意味がない。それにコスト削減が叫ばれている昨今、人件費の切りつめが行われ、司書は全員パートや派遣、それも必要最低人数だけを確保してあとはボランティア、それで利用者の要望に沿って24時間(は極端としても12時間とかは普通にありそう)開館とか、そういったぎりぎりの運営が行われることも予想される。受託者や彼らに図書館を託す行政のエラい人に図書館の役割や仕事についての見識があればいいが、そうでない場合(マジに図書館員の仕事は貸し出し返却と棚整理だけだから暇で楽だと思って
ただ、本当にこれ許諾あるのかだんだん疑惑が自分の心中に膨らんできているんですが…。下手をすればGoogleBookSearchが権利団体に足をすくわれるネタになるかもしれない。本当の本当に出版社や著者の許諾があるのだったら最高だけどそこんとこどうなんだろう? とのことなので、インプレスと作者*1の許可が本当にあるのか、確認できるまでリンク消します。 *2 *1:結城浩、平田大治, 関根元和、田口和裕, 森嶋良子、時空列車、日下邦弘, インタラクティヴ・アイティ、山田貞幸、佐藤和人、中井紀之、ダイアローグ、宮澤弦, 椎葉宏, 片岡俊行, 新上幸二, 横山隆治, 手嶋浩己, 木暮祐一、小飼弾, 宮川達彦, 伊藤直也, 川合孝典, 水野貴明、安田幸弘、紺野俊介、柳谷智宣, アバンギャルド *2:つ Googleブック検索でタダで全部読みできる日本語の本
研究者の方が使われている、文献管理ソフトを教えて下さい。 できれば、論文を書く際のみだけではなく、 日常的に多くの文献を管理できるものがいいです。 使ってみた感想と併せて紹介してください。
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