切断遺体で見つかったSaleh氏。将来を有望視された人物だった。(昨年5月撮影)(写真:ロイター/アフロ) 7月14日、ニューヨーク・マンハッタンの高級コンドミニアム(以下コンド)の自宅で、IT企業のCEO、ファヒム・サレ氏(Fahim Saleh)が切断遺体で発見された事件。発見から3日後の17日、容疑者が逮捕された。 容疑者は21歳の元従業員、タイリース・デヴォン・ハスピル(Tyrese Devon Haspil)。サレさんのパーソナルアシスタント(秘書)を16歳から務めていた人物だ。 (参照:ニューヨークタイムズ、17日容疑者が移送されている様子) ファヒム・サレ氏とは?殺されたサレさん(享年33歳)は、オートバイを使ったデリバリーサービスのスタートアップ「ゴカダ」(Gokada)の共同創業者およびCEOとして知られる人物だ。同社は2018年にナイジェリアのラゴスで設立以来、同地がオ