JR北海道は1日、稚内発札幌行き特急列車スーパー宗谷2号(4両編成、乗客185人)でトイレが使えなくなるトラブルがあったと発表した。列車は途中の停車駅で臨時のトイレ休憩を取ったため、到着が52分遅れた。トイレの故障が原因で列車が遅れたのは「聞いたことがない」(広報部)という。 JRによると、この列車のトイレは2カ所あったが、このうち1カ所は発車前から故障していた。残る1カ所も発車から約1時間半後、突然故障を示すランプが点灯。水が流れなくなり、使用できなくなった。このため、列車は乗客のトイレ休憩として途中の音威子府、旭川など4駅でそれぞれ10~20分程度停車した。JRは車両を点検して故障原因を調べている。【金子淳】