「嵐」に備え 高速バスやJR増便 人気グループ「嵐」が秋の大型連休(19~23日)中の4日間、宮城県利府町の宮城スタジアムで大規模コンサートを開催するのに合わせ、東京から仙台に乗り入れる高速バス会社やJR東日本が、増便などの対応を迫られている。女性専用バスや席数を増やした車両も導入し、延べ20万人とされる異例の動員に備える。 東京-仙台線を運行する東北急行バス(東京)は期間中、1日上下計10本を定期運行するほか、連休前日の18日から6日間で計62本を臨時で走らせる。 同社は例年、9月の連休は需要に合わせて他の都市にも臨時便を運行しているが、今回は東京-仙台線だけを増発した。嵐ファンを中心に、席はほぼ100%埋まっているという。 同社の担当者は「運転手もバスもフル回転状態。もっと増やしてほしいという要望はあるが、これ以上の増便は無理」と説明する。 JRバス東北(仙台市)は連休中、東京