斉藤鉄夫国土交通相は29日の閣議後の記者会見で、ローカル鉄道の見直しで岸田文雄首相から「国もしかるべき責任を果たすように」と指示を受けたことを明らかにした。斉藤国交相は「存廃を画一的に判断せず、地域の状況を丁寧に見る」と述べた。斉藤氏は28日に、国土交通省の有識者会議の提言を岸田首相に報告した。25日にまと
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台風被害の後、全線開通から1年たち感謝を込めて走った復旧記念列車=3月26日、大子町大子のJR常陸大子駅 地方路線の現状などについて話す茨城大大学院の山田稔教授=日立市中成沢町 JR東日本が赤字区間として28日、茨城県内の水郡線と鹿島線の経営情報を発表した。これを受け県は、JRや沿線自治体と利用促進に取り組んでいく姿勢を示した。担当者は「人口減少にコロナ禍が追い打ちをかけて厳しい状況だが、どの鉄道も県民の足、県外からの観光客の足として大事。守らなければいけない」との考えだ。 県交通政策課は、水郡線に関し「高齢化が進み、車の運転が難しい交通弱者が多い地域で公共交通が必要」、鹿島線について「同じく人口減少が背景にあり、貨物もある」とそれぞれ指摘する。 地方鉄道を巡っては、国土交通省の有識者検討会が25日、再構築に関する提言をまとめ、JR線区の協議対象を「輸送密度千人未満」などを目安とした。県内
JR東日本は28日、利用者の少ないローカル線の区間別収支を初めて公表した。開示された35路線66区間の全てが赤字で、うち東北関係は22路線44区間だった。最大の赤字幅は羽越線村上(新潟県)-鶴岡間の49億900万円。赤字額の合計は693億円に上った。収支の公表を基に、沿線自治体にバス転換や鉄道存続…
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