JR北海道が国や地元などの負担を前提に存続を目指す赤字8区間(通称・黄色線区)について、JRは沿線自治体と利用促進などに取り組むアクションプラン(行動計画)の検証報告書をまとめた。オホーツク管内を走るJR石北線と釧網線の沿線住民への調査では、日常的な利用に関し、「全く使わない」との回答が両線ともに最多を占め、利用の乏しい実態が改めて浮かび上がった。 行動計画は2019年に始め、JRが第1期と第2期の計5年間の取り組みを検証。報告書として1月末に公表した。両線を含む8線区すべてで、新型コロナ禍の影響があり、計画に位置づけた取り組みの2~5割が未着手に。石北線と釧網線も収支、輸送密度ともに目標値は達成しなかった。...
![「全く使わない」釧網線80%石北線61% JR北海道が住民調査 車普及で増、利用促進徹底:北海道新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/216da23e3db6c9c6a4de0f72b74e5593036f8bd0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.hokkaido-np.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2F5%2F3%2F7%2F3%2F53738047503452eaff854afb3e171668_1.jpg%3F20240323043028)