政府の規制改革推進会議は、農業分野のワーキンググループの初会合を開き、農協の連合会などがほぼ独占している、牛乳などの原料となる生乳の流通制度の是非を含めた抜本的な改革を検討し、ことし秋までにまとめることを確認しました。 この中で、農業の関係者からも、「生乳の需要と供給の動向が大きく変化しており、制度の在り方を見直す時期に来ているのではないか」などと、今の制度を見直す必要があるという意見が出されました。 そして、会合では、制度の是非を含めた抜本的な改革を検討し、ことし秋までに結論を出すことを確認しました。 ワーキンググループは今後、ひと月に3回程度のペースで会合を開き、意見の集約を急ぐことにしています。